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初詣

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 大晦日も雪でした。スノーダンプを持って朝から雪かきでした。
 昨夜は−8℃まで冷え込んだので朝、水道が凍りついていて慌てました。この冬は暖かかったので、今まで電熱を入れていませんでした。
 昼過ぎ、村の温泉センターに温泉に入りに行った帰りがちょうど雪の降りが激しくなったところで、10m先も見えない様な状態でした。前の自動車のストップランプがかろうじて見えるような状態でした。

 雪に弱い成田や羽田ではこの雪のためにフライトに大きな影響が出たようです。

 東京の友人はうっかり自動車で出かけたために雪と大渋滞にはまり、歩けば30分のところを4時間もかかってたどり着いたそうです。
 もはや雪のためにどこにも出かけられないような状態だそうで、初詣もやめにしたようです。

 天災の多い一年ですが、一年の締めくくりがプチ大雪みたいです。スキー場のことを考えると嬉しいことですが、新潟の被災地を思うと落ち着かない雪です。

 今年は父がお寺の世話役になったために、代理で今夜の除夜の鐘のお手伝いに行かなければなりません。気軽に引き受けた当人は「こんな寒いときに正月などやってはならない!」と一杯飲んでさっさと寝てしまいました。

 初詣などこの何年も行ったことがないのですが、今年は体調を壊すことも多かったので、厄落としでもして、酉年に羽ばたこうと思います。
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30日

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 今年もあと二日になりました。昨夜深夜から降り始めた雪は我が家の前では35cmほど降り積もりました。
 例年に比べると積雪が遅いのですが、年明け前に降らなければ根雪にならず、夏は下界が水不足になります。

 弟夫婦は1歳半の息子を正月明けまで嫁さんの実家に預けて比較的気楽になったようで、一緒に正月の御節などの買出しに行ってきました。

 家に戻ると程なく、ウラジオストクから電話が入りました。もうすぐ来日する女性会員のことで、入国カードに書き込む男性会員さんの住所についての問い合わせでした。
 日本語の地名は漢字の当て字が多く読み方が多様なので、その確認でした。
 事務所には入会希望の女性が来ていたようで、その面接もしていたようです。新しく紹介できる女性だと良いのですが。

 「日本のプリンセスの婚約が発表されました。」紀宮様とお相手の公式な記者会見があり、ロシアから言われてテレビを見てわかりました。
 日本の事は注目しているようですが、インドネシアの地震による津波でのロシア人の犠牲者は?と問うと、「2人か3人いました。大きな問題ではない。」と冷ややかです。

 日本の正月休みといえば12月28日から1月3日までが一般的です。ロシアは今年から12月31日から1月10日までが休み。実際にお目だたムードで盛り上がってくるのは元日過ぎて1月7日のロシア正教のクリスマスが近くなってからです。ちなみに12月25日のクリスマスを彼らは「カトリックのクリスマス」と呼んでいます。
 1月1日は「クリスマスのようなもの」だとかで、カトリックでもロシア正教でもない人たちは1月1日を祝うので、ロシアには三回クリスマスがあるようなものだとか。ちなみに、ほとんどの庶民は「全部祝う」そうですが、大晦日の晩は家族で静かに過ごすのが本来は正しい流儀だそうです。

 旧暦の正月を祝う中国は元日だけが休日で、私たちの考える正月は通常に働いています。中国の正月ムードが盛り上がってくるのは1月の後半からです。
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 朝起きたら外に雪が積もっていました。里雪と呼ばれる湿気を含んだ雪なので、ほどなくとけるだろうと思っていましたが、夕方から冷え込んできて北風の雪が降り始めました。

 昼間の雪は東京方面にも積もったようで、昼ごろ電話で話していた会員さんが、電話の最中「なんかあったみたいです」と窓の外をのぞいたら、家の近くでトラックと歩行者の事故があったそうです。

 今日からウラジオストク事務所の社長は北京に出かけました。正月早々に来日する女性会員がいるので、空港まで送っていくスタッフと交代で冬休みをとるようです。

 昨年から正月休みに成田−ウラジオストク間に臨時便が就航していますが、昨年、ウラジオストクから成田に向かう第一便は片道100ドルの特別価格で乗れたそうです。ウラジオストクの友人はそれを利用して日本にやってきましたが、今年は第一便も通常価格で、来日は諦めたそうです。

 夏季、関空にウラジオストクの定期便がありますが、第一便のウラジオストクから関空に向かう便と、最終便の関空からウラジオストクに向かう便は乗客を乗せずに空で飛んでいます。

 12月中頃にサンクトペテルブルクでプーチン大統領とフィンランドのハロネン大統領の会談がありました。
 ハロネン大統領は飛行機で1時間足らずでサンクトペテルブルク上空に着いたものの、モスクワからサンクトペテルブルクに向かったプーチン大統領の飛行機が遅れたために同じ時間にサンクトペテルブルク上空に来てしまいました。
 出迎えるプーチン大統領の飛行機が先に空港に着陸するために、ハロネン大統領の飛行機は40分も上空を迂回して時間調整をしたそうです。
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キス

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 震災にあった上越新幹線が今日から運行を再開しましたが、夕方震度5弱の余震があり、一時運転を見合わせる事態になりました。幸い、2時間ほど後に運転を再開できました。

 夕方、餅付のイベントに顔を出し、6時半頃の余震のときは温泉にはいっていたのですが、「揺れてるのかな?」と感じる程度でした。

 揺れているといえばウクライナ大統領選挙のやり直しで、今回当選したユシチェンコさん。ダイオキシンをもられて殺されかかったのは周知のことですが、会席の後寝る前に夫人がキスをしたときに奇妙な味のようなものを感じたそうです。この夫人の「違和感」も手伝ってダイオキシン中毒の早期発見にもつながったといわれています。
 このユシチェンコさんの奥さんはウクライナ人ですが、ウクライナ系アメリカ人で実は国際結婚です。
 ちなみにユシチェンコさんとこの夫人は再婚の仲、前の夫人と今の夫人の間に4人の子供がいます。

 寝る前のキスで夫の体の異変に気がついた。日本ではあまり考えられない話ですが、ロシア人に言わせると、「彼女が誰とでもキスをするアメリカ人だからキスで気がついたんだろう」とのこと。
 「ロシア人ならそんなに気軽にキスなどしません。ウクライナ人だって同じはずです」
 なぜなら、夜寝る頃にはロシアの夫は酒の匂いぷんぷんさせて先に寝ているから。
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津波

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 昨日のインドネシア沖の地震で発生した津波の犠牲者は日本人観光客なども含めて2万人を越えそうです。

 ウクライナのやり直し大統領選挙は今度は野党ユシチエンコが過半数を超える得票を取って当選しそうです。早速与党ヤヌコビッチ側からは「不正があった選挙は無効だ。選挙をやり直せ」とクレームがついているようです。
 この選挙が認められれば、昨年のグルジアに続いて旧ソ連圏でまた親西側国が誕生になります。このままロシアが黙っていない気もします。

 ロシアの公的な冬休みは12月31日から1月10日まですが、早くも冬休みに入った人々もいます。
 夏休みと冬休みの長期休暇間はいろいろやり取りが不便になって、ただでさえごたごたするのがさらにまごつく季節です。
 腰を上げるまではのろいけれど動き出すとせっかちな日本人と、常にのんびりのロシア人の感覚の違いでしょうが、上っ面ではまず理解し会えない両国です。

 津波と言えば、インドネシアもタイもロシア人が良く旅行に行く国ですが、今回の津波で一足早い冬休みを取ったロシア人観光客の犠牲者も出ているようです。
 こういうことに「運の悪い人もいる」と冷淡なのもロシア人。戦争でも起きなければまとまらない国民性?

 深夜、この日曜にウラジオストクに帰省した留学生からメールが来て、今年のウラジオストクは暖かいと書かれていました。−15度のどこが暖かいのかわかりませんが、日本の隙間風吹きすさぶアパート暮らしに慣れたこともあって、ウラジオストクの屋内の暖かさが身にしみるそうです。
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タレント

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 インドネシア沖で大地震。津波が各国に押し寄せて多数の犠牲者が出た模様です。
 天災の多い一年を締めくくるような事件です。

 クリスマスに我が家の郵便受けに新約聖書を放り込んでいった奇特な人がいたようで、暇つぶしに眺めていました。
 マタイの福音書25章14節かた30節にかけて出て来る逸話。
 ある男が旅に出るときに3人のしもべに能力に合わせて5タラント、2タラント、1タラントのお金を預けて出かけました。5タラントのお金を預かったしもべは商売をして10タラントに増やしました。2タラントをあずかったしもべも同様に商売をして4タラントに増やしました。
 さて1タラント預かったしもべは、お金をなくすと恐いのでお金を会い面の下に埋めて主人の帰りを待ちました。

 日本なら、余計なことをせず真面目に主人のお金を守った1タラントの男が偉いのですが、聖書の世界は厳しいです。4タラントと10タラントに増やしたしもべは大いに誉められ、1タラントのままだったしもべは、「銀行に預けて利子をつけるくらいの知恵がなかったのか!能無しは出て行け!」とばかりに追い出されてしまいます。

 2000年前に銀行があったことも感心しますが、日本も税金を値上げする前に、政治家がこういう説教を官僚にしてやっても良い気もしました。
 低金利の銀行に預けても土の中に埋めるようなものですが。

 芸能界のタレントは英語の才能(talent)から来ていますが、その元は古代ギリシア・ローマの通貨単位タラントです。

 聖書にもえげつない話が出て来るものだと感心しながらも、タラント(才能)は土の中に埋めて過ごしていればそれだけで何にもならないので、リスクを覚悟で開花させなければなりません。

 人それぞれ素晴らしいタレントがあるので、伸ばし伸ばされ花開いて欲しいものです。
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けんかをやめて

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 東京に住んでいる同級生に会いました。この正月は受験を控えた子供の塾があるとかで帰省出来ないために、今日、一人だけで帰ってきました。
 正月に父ちゃんが家にいなくてもとりたてて用もないので里帰りしてきても良いのですが、そこはグランドの外で声援を送るレギュラー選手になれなかった補欠のようなもので、家族と言う団体活動の一環です。どうやら、母親が監督のようですね。

 で、夕べのクリスマスイブは家に帰るのも殺伐として帰りにくいとかで、職場の仲間と仕事帰りに行きつけの店に出かけたそうです。
 不景気と言われてもさすがはクリスマス・イブ、店はほぼ満席で、やっと座る場所を確保できたような有様。背後では大学生らしき若い男女のグループが食事をしながら飲んで盛り上がっていたそうです。
 楽しそうな若者たちを横目で見ながら、自分たちの若かりし時代にはこれほど気軽に女性と飲むことができなかった悔しさや、今では家庭を持って家庭にがんじがらめになっているようで、自分が惨めに感じてしまったそうです。

 飲んで騒いでいた若者グループが一足先に店を出て、彼もそろそろ息苦しい家に戻ろうかと店を出たら、先ほどの若者グループがおり、女性が二人取っ組み合いの喧嘩をしていたそうです。
 女が取っ組み合いでけんかをするなんて!と驚きもしますが、ご想像通り原因は男の取り合い。
 昔は男が女の取り合いで殴りあったもんですが。竹内まりあの「けんかをやめて」の世界ですね。

 が、様子を見ていると、取り合いの原因となっている男は「関係ねぇじゃん」と責任放棄してどこかに行ってしまったようで、はやしたて煽る仲間たちはいても誰も止めに入らないありさま。

 彼と同僚が「女の子がみっともないことをするな!」と止めに入ると、「余計なことをするな!」といきまく青年もいたそうです。
 「何を言っているんだ!」そちらに気をとられている隙に、喧嘩中の女性が相手女性の耳のピアスをつかんで引っ張ったために、耳たぶがちぎれて血が大量に流れ出てことが大きくなってしまいました。ピアスを引っ張った女性も事の大きさに気がつき、その場にしゃがみこんで泣き崩れ、救急車を呼んで病院に行かせたそうです。

 何があきれたかと言うと、喧嘩をしていた当人たち以外はその場からいつの間にか消えていなくなっていたそうです。

 大方、別の飲み屋でこのことを肴に飲んでいるのか、そんなことも忘れて別の場所で楽しんでいるのでしょうが、都合の良いときは友達で、都合が悪くなると他人。なんて薄っぺらな連中なんだとあきれたそうです。

 みっともないけど喧嘩をした女の子二人の方が感情があるだけまだましなのではなかろうか?と思ったそうです。心を持たない人間は傷つくこともありません。

 「なんか歯車がくるってるなぁ」「俺、あんな子供を育てていないよなぁ」と心配していました。

 それでも、享楽だけのクリスマスを過ごすよりよほど有意義な経験だと思います。
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イブ

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 クリスマスイブ。例年なら♪雪は夜更け過ぎに吹雪に変わるだろう♪と、夜中に雪かきをする日ですが、まったく雪などございません。
 
 週末なので事務所にメールをもって来る女性会員たちがいるので、ウラジオストクのスタッフは現地時間で7時ごろまで待っていてくれました。
 ロシアのクリスマスは1月7日とはいえ、パーティーは1年中歓迎の人々なので、向こうのスタッフも自分たちのパーティーを抱えていて落ち着かない模様でした。

 中国から新年のグリーティングメールが6通来ました。たぶん、年明けと共にグリーティングメールを配送してくれるサービスサイトでしょうが、年明けを待たずに配送しているようです。
 昨年も同様のグリーティングメールが来ましたが、1年経っても治っていないようです。

 ウラジオストクの友人は今日当たり届くよう計算してグリーティングカードを郵送したそうですが、このところロシアの郵便事情が良くないので、年が明けてロシアのクリスマスごろには届くことでしょう。一番遅かったときでは彼岸過ぎの3月25日にロシアからのクリスマスカードが届いたことがあります。
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びっくり

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 ウラジオストクは大雪の模様です。道路は渋滞し、通勤も大変な有様。いつもは事務所まで自家用車で20分少々のスタッフも2時間かけての通勤だったようです。
 ウラジオストクは急な坂の多い港町ですから雪が降ると大変です。まだ暖かいので雪も水分が多くて滑りやすいので、あちこちでぶつかる自動車があった模様です。

 先月結婚5年目にして結婚式を挙げて迷惑を巻き散らかしたすぐ下の弟が来て、どうやら奥様がご懐妊の模様。予想もしていなかっただけにびっくりでした。
 先週来たときは子供は諦めて老後は二人で楽しく過ごすようなことを言っていたのですが、舌の根も乾かないうちに状況は一転しました。
 先週、冗談で手相を見て「頭脳線が消えて、妊娠線が出てるぞ!」とからかっていたのですが、今日、「妊娠線ってどの線?」と聞かれて困りました。

 まだいつ生まれるのかはわかりませんが秋ごろでしょう。春には一番下の弟のところに二人目が生まれるので来年は伯父さんも忙しくなりそうです。ガキども集めて芸を仕込むのは面白いですよ。
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招き猫

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 混迷するウクライナの大統領選挙のポスターに日本の招き猫が採用されました。「選挙に来い」と招いているのかと思ったら、公正な選挙に賛成とネコが手を上げて挙手している姿なのだとか。
 背景にはウクライナで日本文化交流をする団体などが絡んでいるようです。ポスターの下に小さく、招き猫は幸せを家庭に招く日本の人形と注釈が書かれているようです。
 ロシアでも日本の土産として招き猫は評判が良いので、私も何回か買って行ったことがあります。

 村の交通指導員の反省会兼、忘年会に行ってきました。今年も今のところ死亡事故ゼロ。各地域から寄せられている危険箇所の検討や対策なども話し合われました。
 24日で年内の通学路の交通指導が終わりますが、このところ子供が被害にあう事件が多いので、学校や家庭での教育がしっかりしてきたようです。交通指導員が立っている横断歩道で、小学校の低学年の子供は「変なおじさんがいる」と警戒して渡りたがらないようです。
 人相の悪い人が多いですから。
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冬至

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 一年で一番夜が長い冬至です。これから日照時間は徐々に延びてくるのですが、寒さが本格的になるのはこれから一月少々です。

 ウラル山脈のふもとの町に行って来た友人と電話で話をしました。モスクワからの国内線は時間がメチャクチャなので、ウズベキスタンのタシケント経由で入国したそうです。田舎の空港に外国人、それも日本人が来たと言うので注目されてしまったそうです。
 旧ソ連の中央アジアには強制移住させられた朝鮮人や、タジク人、キルギス人、モンゴル系民族など日本人と見た目が近いアジア人が多く住んでいますが、ウラルの田舎町では本物の日本人を見るは初めての人も多く、空港まで出迎えに来た彼女の家族も日本人を見るのは初めて、一挙一動注目の中で観察されていたようです。

 ロシアの田舎町でロシア人の基本の生活を体験してきて、ロシアの豊かさを味わったそうです。
 生きていくのに必要なものは広大な大地が分け与えてくれます。余分なものはないけれど、必要なものはある。豊かなのはあふれる心。ただこれだけですが、至上の贈り物です。

 得がたい、そして、尊い旅だと思います。
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押さえ込み

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 四月に二人目の子供が生まれる弟夫婦は産婦人科に定期検診に行ってきました。今度生まれるのは「女の子らしい」と超音波検診での診断ですが、もう半月もすればはっきりするでしょう。

 夜、ロシア人留学生から柔道に関する質問の電話が来ました。主にルールのことですが、寝技の押さえ込みについての話で「押さえ込み」を「差し押さえ」と言い間違えていた事で大笑いしてしまいました。
 差し押さえ(押さえ込み)は国際ルールでは25秒になっていますが、日本国内の試合では昔からの30秒ルールをとっていることが多いので、どちらが正しいのかと言う質問でした。
 そのとき私の頭をよぎったのは押さえ込みに入ったとたん審判が「差し押さえ」と選手の背中に赤い紙を張って、25秒もしくは30秒そのままいたら一本で、負けた選手が裁判所の競売物件に記載される光景で、悲惨な試合になるだろうなと想像して噴出してしまいました。

 当人は真剣に勉強しているのですから笑ったり茶化したりは失礼なことですが、もう一つ笑い転げてしまったのは投げ技の「釣り込み腰」でオリンピック三連覇の野村選手の得意技です。
 彼が言ったのは「つれこみ腰」で、一字違うと随分違います。連れ込みホテルの入り口で相手の袖か襟をつかんで吊り上げてそのまま中に入ってしまう光景が思い浮かんでしまって、これも笑い転げてしまいました。
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百万本のバラ

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 いつもウラジオストクに行くときには、高速道路を降りるとアラ・ブガチョバの「百万本のバラ」をかけて気分をロシアモードにして空港に乗り込んで行きます。

 今日は久しぶりに加藤登紀子さんの「百万本のバラ」を延々聴きかえしてみました。加藤登紀子さんとウラジオストクのバラライカアンサンブルのサドコが競演したバージョンのCDがあるので、それを何回も聴き返しました。
 外の寒さとバラライカやガルモニ(ロシアのアコーディオン)が私の感性の中では妙にマッチして、冬枯れした景色を眺めながら聴きました。
 ロシア的ロマンチシズムは日本人の感情にもしっかりと染み込みます。

 ホンネを言えばこの歌のようにロマンチックな恋愛を演出してみたいものですが、現実は厳しいもので突きつけられたものに追われるばかりです。
 歌を聞いたくらいで初心に近づける単純さも悪くはないと自画自賛しながら、「こう解釈した方がよかった」「今度はこんな風に理解してみよう」と反省などもして見ます。

 心のゆとりは常に問われることですから、日常に埋没しない時間も大切です。
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絶版

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 地区の配りものがあって近所の家に行ったら、年賀状を印刷している最中でした。
 パソコン、プリンター全盛の時代にプリントゴッコでペッタンペッタン手書きのイラスト入りの挨拶文を印刷していました。

 プリントゴッコも発売された頃は画期的な商品で大ヒット作でしたが、印刷に使う原版を焼き付けるフラッシュバルブが、今年限りで製造中止になってしまったそうです。

 今やカメラもストロボ全盛で、フラッシュバルブが光る光景も見ることがありません。一度光ってしまえばそれまでの補助光なので、私もカメラに使った事はありませんし、プリントゴッコがなかったらもっと早く役目を終えていたかもしれません。

 4年前にウラジオストクの写真館でフラッシュバルブを備えたスタジオの様子を見たことがありますが、最近はウラジオストクの写真館もスタジオ撮影にデジタルカメラが使われはじめています。
 新しいことに貪欲で、一つの方向に向かうと一直線なので、たぶん、中国やロシアの方が日本より先にデジタルカメラ一色になることでしょう。

 ウラジオストクに行くとき、日本側からよく頼まれるのがオーディオマニアの友人からの「真空管を買ってきてくれ」で、日本では入手困難になった真空管をロシアではまだ細々と作っています。友人はお手製の真空管アンプでオーディオを楽しんでいます。
 今やレコードの針も入手が難しい代物で、ブラジルあたりで作っているようです。

 数年前のロシアならCDさえ見かけることが少なかったのに、今やカセットテープに吹き込んだ音楽さえ珍しくなっています。
 デジタル全盛の時代にロシアまで来て真空管やレコード針などを探す私を不思議そうに彼らは見ています。
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成長

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 夜、金八先生を見ていたら、母親は子供が(精神的に)育つのを待つことができるが、父親は育つのを待てないで仕込もうとすると言うような台詞が出てきました。そうだろうか?と思いながらも、「育つことを待つ」ことは大切なことだなと考えました。

 確かに結果をあせるあまりに、「あれはダメ」「これもダメ」と育てるどころか芽を摘んでしまう過ちを起こしやすいのは男のほうかな?と思ったりもします。

 ロシアでは教条的に頭ごなしに物事を押し付けるのはどちらかと言うと母親のほうだとかで、社会や組織の規律に深く関わっている方が、物事を押し付けやすくなるのだろうか?と思っています。

 ロシアでは母親に叱られて、それを受け止め優しく諭すのが父親の役目なのでそうで、一歩離れたところから冷静に温厚に物事を見るのが父親の役目だそうです。
 ロシアで男がアドレナリンを発生するのは戦争のときか身の危険があるときか、夜のお勤めのときだけで良いそうで、後は日々温厚に過ごしていれば良いそうです。

 少なからずもロシア女性は男性に対して父親像を求めているのでしょうが、日本の男性はロシアの女性同様日々厳しい競争社会にさらされて神経をすり減らしています。

 私たちが日々成長しているように相手だって成長しているのですから、伸びるのを待つことも楽しいものです。
 例えば、日本語などできなかったのが、挨拶程度できるようになり、会話が成り立つようになり、当たり前のように喋れるようになる。こうした過程を見守る事は嬉しいものです。

 はたして、こちらは向こうに対してどんな成長を見せることができるだろうか?
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警戒

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 朝起きたら喉がヒリヒリ痛み、声がしわがれ声になっていました。コタツでそのまま寝てしまったために変な体制で寝たことや、いびきで喉がやられたようです。
 このしわがれ声がマーロン・ブランドみたいでなかなか渋かったので、鏡を見たらいつのも自分のままのふやけた顔でした。

 朝と夕方は小学校の通学路の見回りをしてきました。昔は熊が出る季節におとなたちが通学に同行したものですが、最近は人間様を怖れるようになってしまいました。
 村では見回りのボランティアに帽子と自動車のステッカーを配布して、子供が外にいる時間帯に通学路などを見回ってもらっています。

 都会のほうではついに子供たちの通学などをボディガードする職業が出現したようですが、なんとも嫌なご時世です。

 怪しい人を見かけたらとは言うものの、一目見てこいつが犯人だ!とわかるのは水戸黄門の悪役ぐらいのものです。見回りしながら私の風体が一番怪しいのではなかろうか?と思えてなりません。

 ハルビンでは子供の学校の送迎をする親たちも多く、授業が終わる学校の門の前では子供を待つ親たちがたくさんいます。仕事を抜け出して来ている親も多いようです。

 ウラジオストクの小学校は学年によって午前中の授業と午後の授業に分かれます。午後の授業を受けた子供たちが帰路に着く頃は夕方6時を回っています。やはり子供の送り迎えをする親たちは多いようです。

 日本では「子供の送り迎え」を理由に仕事を抜け出す事は難しいですが、それを当然のように受け止める国は働く女性が多い国ゆえかもしれません。日本のように通勤に時間がかからないことも大きな違いです。

 どちらの国も子供を見かけると、だいたい近くに親がいるものです。

 ロシアでよく感じることですが、子供の方が親から目を離さず側にいるような気がします。治安が良くないゆえにこうした警戒感が育っているのだなと感じるときです。
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冬支度

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 毎年今頃になるといつ雪が降るか天候を見計らってスタッドレスタイヤに履き替えるのですが、いつも雪が降って慌ててタイヤ交換する有様です。今年は天気が良く乾いているうちにやってしまおうと、今日タイヤ交換をしてしまいました。
 今までのパターンでは私が早めにスタッドレスタイヤに履き替えた年は雪が少ないと言うのが定説ですが、この冬はどうなるのだろう?

 ウラジオストクもハルビンもこの冬は異様に暖かいそうです。ハルビンもこの冬一番寒い日で−16度しかないそうです。例年、今頃は−20度以下を記録しているはずですが。

 ウラジオストクの友人は埼玉県で相次いだドンキホーテの放火事件をニュースで見て驚いていました。日本に行ったときに立ち寄ったことがあるそうで、大きなハンバーグのランチがおいしかったと言っています。
 それってファミレスのびっくりドンキーのことではないの?
 と、突っ込みたかったのですが、どちらもこのあたりには出店していないこともあり、私もなじみがないので「あれ?ファミレスだったっけ?」と思ってしまったために突っ込めませんでした。

 ドンキホーテの家事で焼死した店員は、店の中の客を誘導するために、一度外に出てきたにもかかわらず、また火の中に入って行っての被害だそうで、なんとも悔しい思いがします。
 放火犯は愉快犯なのか怨恨なのか?いづれにしても許しがたい犯罪です。
 こうした猟奇的な事件は国外で特に注目されるので嫌なものです。
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働く

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 革命記念日と憲法の日、3連休が2週間連続したロシアの祝日が終わりました。

 新年からロシアの正月休暇が長くなります。今年までは元日だけが休みでしたが、来年からは1月7日のクリスマスまでの連休になります2005年の1月7日は土曜日なので元日から1月10日までの長い休暇になります。

 その代わりと言うのもへんですが、ソビエト時代の祝日は次々廃止になっており、革命記念日や憲法の日などは来年からなくなってしまいます。今回の祝日が最後となりました。

 ロシア人の目には日本が祝祭日の多い国のように見えるようですが、日本には長い休暇がありません。ロシアでは夏休み休暇など1ヶ月に及ぶ事は珍しくありませんし、冬の休暇を一ヶ月近くとる人もいます。
 時代は変わり、「時は金なり」の時代がロシアにも訪れていますが、「経営者」と呼ばれる人たちには長期休暇など無縁です。首都モスクワと東の果てウラジオストクの間には7時間もの時差があるために、モスクワとやり取りしている企業など時差の影響を受けなければなりません。

 ロシアのすごいところは休日返上、寝る間も惜しんで働く人たちのその多くは女性で、「女性だから」と言ういいわけが通用しないばかりか「男がだらしないから」と力を込めて活躍しています。
 鋼鉄の女たちのごとくつわものがたくさんいますが、そのはったりの強さと相反するかのように、精神的には脆い部分があるものです。こうした部分に巧みに取り入って、したたかにぶら下がり生活をしているのはロシアの男たち。

 ロシア男の言い分では、女性たちがいくらがんばっても先のことを見据えることができるのが男の能力。その証拠にロシアの指導者はみな男でしょう!
 ロシアの女性は目先のことばかり考えている男性や、些細なことばかり気にする男性を毛嫌いしますし、積極的ではない男性に対しても手厳しいものです。
 さりとて、ロシアの男性が先のことを踏まえて行動しているのかな?と思うと、何にも考えないでのらりくらりと生きているようにしか思えません。

 まあ、ロシアでは男は揺らぐことがない大地なので、しっかり女性が働けるよう支えてやれば良いのでしょうが、日本の大地は地震が多いのでその覚悟はしていただかないと…
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不整脈?

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 ウラジオストクの友人が救急車で病院に運ばれたと知って、何回も電話をかけてみたのですがつながらず心配していました。

 今日の夕方ようやくつながって当人と話すことができました。軽い不整脈が出て救急車を呼んだのだそうです。入院はせずその日のうちにすぐに帰ってきました。
 私はロシアで救急車を呼ぶときはもう助からないときだと腹の底で思っていたので、彼はロシア正教で、奥さんは仏教徒、葬式はどうなるのだろう?と心配していました。

 最近はドクター付の救急車が当たり前になってきているので、彼が乗った救急車にも既に第一線をリタイアした医者が乗っていたそうです。
 今までほとんど見ることもなかった救急車ですが、このところ車両も増えて、頻繁に見かけるようになったようです。

 彼はこのところ仕事が忙しく寝不足の日が続いていたようで、急に体調が悪くなったので救急車を呼んだそうですが、若くなくなってきたことを感じているようです。みんなにはバイアグラで心臓がおかしくなったのだろうと言われていますが、まだそんなものに頼らなくても大丈夫と当人は自信を持っています。

 寒くなると体調にも変化が起こりやすいので、皆さん体を大切に。
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パソコン修復中

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 パソコンの修復に一日かかっていますが、まだ完治していません。
 一つのパソコンに日本語ウィンドウズとロシア語ウィンドウズを同居させているのが原因だと思いますが、パソコンの世界でも国際結婚は苦難がつき物のようです。この秋にウィンドウズから出たOS修復プログラムのサービスパック2を導入してから関係が悪化しています。修復プログラムどころかパソコン夫婦喧嘩の原因です。

 ウラジオストクで話題になっているウクライナの大統領争いはいよいよ危険な段階に突入しているようで、毒をもられたと噂されている西側よりのユシチェンコ候補が、薬物の副作用でぼこぼこになった顔で退院しました。一説にはダイオキシンを盛られたと言われていますが、ウクライナにも元ソビエトKGBの成れの果てがいますから、安穏とはしていられないでしょう。

 ここまでこじれてくると東西ウクライナ出現もあながちありえないことでもなさそうな思いがします。

 ウラジオストクにはウクライナ系ロシア人はもちろん多く住んでいますが、ウクライナ国籍のまま住んでいる人もいます。東西分裂したらどうなるのだろう?
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ハイウェイスター

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 パソコンの具合が悪くなり、修復作業におわれています。以前使っていたIBM(中国に買収される前の貴重なパソコンです)のWin98マシーンに必要なソフトを入れてのピンチヒッターです。

 午前中、トラクターの部品の修理のため、知り合いの板金工場に行ってきました。板金屋のオヤジは昔からハードロック大好きで、板金工場には大音量で昔懐かしいディープパープルのロックが流れていました。
 「何故ロックがかっこいいのか?」「ロックは虚勢だから」なのだそうです。何故虚勢がかっこいいのか?「オンナがオトコを評価するのは虚勢の部分だけだと思い込んでいるから」。
 つまりは、女の子にもてたいと言う欲望だけで成り立っているのがロックの精神だとか。されど、オトコが思うほどオンナはそれを評価してくれないもので、それでも虚勢を張るしか術のない悲しさも良いのだとか。

 そんな話をしているときに”ハイウェイスター”が流れていました。”I love it! I need it! " とシャウトするイアン・ギランの歌声。板金屋のオヤジ曰く、「つまりは、これさ。これが全てさ!好きだからやらせろ!って怒鳴っているようなもんだろ。わかりやすくていいよなぁ。」しかしながら、”愛してる!必要だ!”などとは、日本語ではストレートに言いにくいせりふです。
 ”ハイウェイスター”など日本語にしたら放送コードにひっかかって放送禁止になること間違いなしの歌詞ですが、英語だと大丈夫なんですね。

 恋愛経験の少ないとのがたはアクセルとブレーキの使い分けができないので、大暴走が恐いですが、積極性がなければ何事もことは進みません。
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東西分裂

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 サッカーワールドカップアジア予選で、日本の入ったリーグに北朝鮮が入りました。謎と言われている北朝鮮チームですが、Jリーグで活躍する選手もいますし、安全の問題などそれほど気にはしていません。

 6月には北朝鮮でアウェーの試合があります。中国ルートで行く方法ばかりが注目されていますが、ウラジオストクからは毎週一便ピョンヤン行きの定期便が出ています。
 ウラジオストク便が注目されるのはありがたいですが、警備などが厳しくなるのもわずらわしいです。
 今や世界屈指の分断国家の朝鮮半島、しばらくくすぶり続けることでしょう。

 分断国家発生の元凶でもあるロシア。このところウラジオストクの知り合いたちの間では、混乱するウクライナの大統領選挙のことで盛り上がっているようです。
 ロシアよりのヤヌコビッチと西側よりのユシチェンコに国民の意見が二分された大統領選再選挙を巡ってこれを期に西ウクライナと東ウクライナに別れればよい。二つに分断すればどちらが正しかったかすぐわかる!と他人事のように語っています。

 もちろん彼らはヤヌコビッチにシンパシーを感じているわけですが、東西ウクライナに別れた場合どちらが顕在的に発展すると思う?と問うと「たぶん、ユシチェンコのほうだろう。しかし、経済なんてどうでも良い事、スラブ民族のプライドの問題。」「ロシアの民の発祥はキエフから、彼らには西側に迎合しないで欲しい。」だそうです。
 そう言う背景には「他人事だから」と思っている感があります。だから東西分裂なんていっていられるようです。それでも、何とかアメリカに一泡吹かせてやりたいと意地があるようです。

 ウラジオストクではウクライナの選挙を巡っておじさんたちが一杯飲みながら、分断国家を作ろうと面白おかしく語り合い、そのおじさんたちの生活は、そんなことには目もくれずに働く女性たちが支えているようです。
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写真

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 沼田市で地元の写真愛好家の写真展があり行ってきました。作品の半数以上が私の村の人たちだったので、ロケ地なども見覚えがあれば、写真に写っている人物なども知った顔がいました。
 
 地震の被害が大きかった新潟県山古志村で、この春の棚田の光景を写した写真がありました。今は地震で崩れてしまった、歴史的な写真になってしまいました。

 ソビエト崩壊間もない頃にイルクーツクに行った時のことですが、イルクーツクのグム(デパート)の写真ラボから受け取った写真を眺めている年配の夫婦を目にしました。
 その頃、既に日本では2−30分で現像からプリントまでできる設備を備えた店が各地に出ていましたが、当時の写真コーナーはただの取次店のようなものです。写真が焼きあがってくるまでにいったい何日かかったのだろう?
 背後からのぞいてみると、その老夫婦の孫と思われる幼子が写っていて、その写真を眺めている夫婦の光景がなんとも幸せそうで心が和みました。

 ちょうど、イルクーツクの日本人墓地を墓参してきた帰りで、少なからずもロシア人に対して不快感を覚えていたときでしたが、「なんだ、日本人と変わらない心情があるではないか」と感じてしまいました。
 胸の中にわだかまっていたもやもやが一気に消えるような思いがしました。

 異文化ロシア人と接していると、いろいろ気をもむことも多いのですが、そんなときには先の老夫婦の姿を思い出しています。

 ロシア女性の写真を写す事は意外と難しいものです。少し角度が違うとまったく違う顔のように写ってしまったり、光の加減で髪の毛の色も随分違う感じになってしまいます。彼女らに言わせれば、どれも「自分」なのですが、写すほうにすれば「なんか違う?」と感じてしまいます。
 堀の深い顔に影ができないようにストロボを使うと、目が赤く写ってしまいます。特に緑色の目など、日本人の目よりもはるかに赤目になりやすいので、写った写真が赤い目をした悪魔のようになってしまいます。
 情けないのは、ロシア女性とツーショットで写すときです。こちらの顔が異様に大きく、しかも色が黒く見えてしまいます。ツーショットをとってもらうときは少しでも顔が小さく見えるようにと、女性よりも後に下がって写してもらいますが、それでも遠近法を無視して大きく写るので気恥ずかしいです。
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IBM

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 IBMのパソコン部門が中国企業に売却されました。今朝、ハルビンからのメールでそのことが書かれていましたが、IBMが中国のメーカーを買収したのだと思いこんでいました。
 あてにならない10億強の消費者に期待するよりも、元の切り上げになる前に売り払ってしまおうと言う考えなのだろうか?
 中国から外資が次々引き上げているようですが、その一つの様な気もします。

 上越新幹線は一部速度を落として運転するものの、28日には全面運転再開が本格的に決定しました。
 年明け早々にウラジオストクから来る女性会員やウラジオストクに行く会員さんがいるので、新幹線の再開にほっとしています。
 ボランティアで震災地に何回も出向いたので、あの現場を見ると良くこんな多に期間で復旧できたものだと感慨深いものがあります。

 先月ウラジオストクに向かった会員さんや日本に来た女性会員は新潟−羽田間を飛行機で往来しましたが、時間的にもあまり好ましい時間ではなく乗継が忙しかったり、時間がたっぷり余ったりしていました。

 先月結婚式をした弟夫婦はマルセイユの従兄弟の所に中華三昧をひと箱持って旅行に行って、昨日帰って来ました。

 帰国のとき、前日パリの空港で爆弾捜査の訓練をして、爆弾を積んだ手荷物がそのままどこかに行ってしまった事件があったばかりなので、異様なまでに警備が厳しかったそうです。
 これも素晴らしく大らかな話で、手荷物に仕込まれた爆弾を見つけた犬を誉めているうちに、荷物はコンベアを流れ飛行機に積み込まれてしまったお粗末さ。ロシア人や中国人と付き合っていると、まあ、おこりえる話だなと納得してしまうようになっています。

 空港で不当な扱いを受けたとかで嫁さんが烈火のごとく怒り出し、係員に猛烈な抗議をしたそうです。弟はフランス料理のコックでしたが、料理以外のフランス語はわかりません。嫁さんは某ミッション系の外語学部でフランス語を専攻しているので、ややこしい事は全てそちら任せだそうで、三歩さがってそのやり取りを見ていたそうです。
 言葉がわからないだろうと思って係員同士がアジア人を侮辱するようなことを話していたそうで、腹がたって抗議したのだそうです。

 わけもわからずブランドショップで買いあさる連中も浅ましいけれど、そんなやからと我々貧乏人を一緒にするなと怒鳴りつけていた模様です。
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聖母

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 午後、ウラジオストクの事務所に何回も電話をしましたが呼び出し音もならない状態でした。携帯電話にかけたら、一日停電で電話もFAXもパソコンも使えないどころか、暖房もストップしているようです。
 女性会員から男性会員さんへのメールと、新女性会員の写真と資料を送ってくれるはずだったので復旧をまっていましたが、一日その状態だったようです。

 メール交換中の男性が、お歳暮シーズンで仕事が忙しいことを書いていましたが、訳したときに”SEIBO"としただけで、向こうのスタッフも知っているだろうと、注釈を入れませんでした。
 電話で彼はカトリックですか?と聞かれたので、何のこと?とわかりませんでした。SEIBOを”聖母”と受け止めていたようです。

 ”歳暮”について説明すると、「年始やお中元と同じですね」
 お年始やお中元を知っているならお歳暮も理解できるだろうが!と思いますが、「宗教で贈り物をする習慣が違うのですか?」と、日本の習慣について思考のパラドクスに入り込んでいます。しかも、お年始はお茶と海苔、お中元はハムを贈る物と決め付けていますから話はややこしくなりました。
 クリスマスはもちろん、お盆にまで贈り物の交換をすると思い込んでいることも発見しました。
 日本ではバレンタインデーには女性から男性だけにチョコレートが贈られて、チョコレートをもらえない男性は平将門が首を切られた記念日として自棄酒を飲む事は以前説明していたので理解している模様です。

 ロシアも贈り物社会なので、人様の家に招かれたときは必ず何かしら贈物を持って行きますし、バレンタインデーや女性の日、男性の日には贈り物の交換をします。
 日本のようにゴージャスな事はせず、花を一輪とか、自分で作ったアクセサリーや、最近はチョコレートも手軽で好まれているようです。
 花束などにグリーティングカードはつき物で、絵柄など凝ったカードを自分で作る人もいます。

 目で日本語を理解する中国人なら”歳暮”と”聖母”を間違える事はありませんが、表音文字では厄介です。
 11月にウラジオストクに行った会員さんが、ウラジオストクの地図を買いに連れて行ってくれるようスタッフに頼んだところ、本屋に行くと予想していたら、スーパーマーケットに連れて行かれました。”ロシアだからこういうものなんだろう”と思っていたところ、乳製品のコーナーにチーズがたくさん並んでいたそうです。
 日本ならバラエティー番組のコントに出てきそうなお笑いの基本ですが、海の向こうではマジでこういうことに出くわします。
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ご帰還

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 早朝、目が覚めたら外は一面雪でした。根雪になるような雪でもないので、本格的な雪はこれからです。


 先週末から韓国冬ソナツアーに行っている地元のこわもての奥様方がご帰還あそばされたので、成田までバスでお迎えです。予想通りものすごい量の荷物を持って帰国して来ましたが、中国に買出しツアーに行くロシア人のようでした。
 石焼ビビンバの石鍋など買い込んで来たつわものもいたので、手荷物の重量制限にひっかからなかったのか気になりましたが、手ぶら同然の人もいるのだからとそんなことかまわず飛行機に乗り込んで帰ってきた模様です。

 行くときはヨン様はじめ韓国イケメンスターの話題で盛り上がっていましたが、帰国後は南大門市場などの買い物ツアーの話ばかりです。日ごろ刺激のない山奥に住んでいますから、南大門や東大門の賑わいで舞い上がっていたのでしょう。
 オプションで北朝鮮国境の板門店に行くコースもありましたが、誰も選ばず南大門市場で猛威を振るっていたようです。
 格安ツアーはこうした買い物の店からのバックマージンで成り立っているので、飛行機代やホテル代が安くても大丈夫なのですが、旅行会社にすれば模範的な客でしょう。

 夜、同じツアーのおば様方とホテルの外の屋台に大挙して押しかけ、屋台を占領して飲み食いを体験してきたそうです。屋台料理には庶民的な食べ物が多いので、私でも気取ったレストランより屋台のほうを選ぶでしょう。

 ヨンさまばりの美男子にはお目にかかれなかったそうで、帰国してみると日本の男性たちも素敵ではないかと空港では申していましたが、「村に帰れば他所には素敵な男性が多いと気がつくでしょう」と言ってやりました。私もロシアや中国から帰ってくると、毎度同じことを感じますから。
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 沖縄方面の台風の影響なのか妙に暖かい風が吹いたと思ったら、冷たい風と共にいきなり雪が降ってきたりと変な一日でした。

 海に面しているウラジオストクでは既に雪が降ったり、積雪がありますが、雪の降る量とすれば大した事はありません。ただ、寒いのでとけないだけのことです。
 私はロシアの季節でいつが一番好きかと聞かれると「冬」と答えていますが、ほとんどのロシア人は「信じられない」と言う顔をします。そこで生活するロシア人にとっては確かに嫌な季節でしょうが、「静」のロシアの魅力も是非体験してもらいたいものです。冬はロシアの街や人々が最も美しく見える季節だと思っています。

 寒くなって本格的な冬になったウラジオストクですが、友人のアパートは断水続きだそうです。風呂やシャワーはもとより、一番困るのは水洗トイレの水だそうで、給水車が来るとバケツやポリタンを持って水をもらいに行き、風呂のバスタブにためているようです。

 ハルビンでは初冠雪になったようで、雪のハルビンの写真が送られてきました。後ほどハルビンのページに紹介します。

 こちらも雪が積もる前にやらなければならない作業がたくさんありますが、この1−2週間のうちに根雪になる雪が降るのが毎年のことです。
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日中カップル

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 K-1を見ていたらハルビン会員さんの一人から久しぶりに電話がありました。電話の背後では2歳になった息子さんがはしゃぐ声がしました。

 久しぶりにハルビンの紹介のページを見たら、随分小さくなってしまっていることに驚かれたようです。
 ハルビンの西郷ドンがお父さんの病気で北京に移り、現在は西郷ドンの友人と新しくハルビンの紹介を立ち上げたことをご存じなかったようで、またハルビンをこれから育てていく過程です。
 ハルビンの会員さんにとっては、自分の奥さんの故郷がなくなってしまうようでさびしいそうなので、ハルビンにももう少し力を注いで行く予定です。

 里帰りの話になりましたが、この家庭では毎年里帰りをしているそうです。お子さんも向こうのおじいちゃんおばあちゃんになついており、国際電話でおばあちゃんの声が聞こえると大喜びで電話に話しかけるそうです。小さいけれど最高の親善大使です。
 最近は格安国際電話がいろいろ出回っていて、中国はカード電話でかけた方が安いのですが、3千円のカードを一枚買っておけば数時間かけられるようです。

 この会員さんの奥さんの従姉妹も縁あってこちらで紹介して、現在日本に住んでいます。従姉妹同士でも住む距離が遠いので会うこともままなりませんが、現在は同じIP電話ですので、電話料金を気にしないで電話をしているようです。
 こちらも来年お子さんが生まれるのですが、今までハルビン組は全て男の子ですの、「今度も男の子でしょう」と噂話です。中国では男の子が生まれればお母さんは鼻高々です。
 この二人の女性会員の叔父さんに当たる人物と私はハルビンですっかり友達になってしまい、いつも懐かしく思い出しています。
 人間関係ができると中国人は奥深い情のある人たちで、うわべだけの中国人と、親しくなった中国人はまったく異なる人たちです。その狭間でやきもきすることも多いものです。

 日中カップルには日中カップル同士のネットワークができるので、その中でよいこと悪いことなどいろいろな情報が飛び交うものです。
 人間関係がしっかり結ばれて結婚していれば、なにも恐い事はないのですが、「結婚」と言う形だけを求めたがために壊れていくカップルも多いようです。

 ロシア人と中国人はまったく違いますし、日本人にも中国人向き、ロシア人向きのタイプはいます。要は、お互いの違いをどれだけ理解し合い認め合うかで、人と人との結びつきと信頼が何より必要になります。

 手間隙かかるけれど、メール交換から始める交際は大きな効果を出しているのだなと実感しています。
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 晴天で放射冷却のせいか、朝6時の気温が−5℃でした。冬でもそうそう記録しない寒さです。
 逆に、12月なのに沖縄方面には台風が接近していて、海水の温度は泳げるほど上がっているとかで、なんとも奇妙な気象状況になっています。

 地元の奥様方が韓国三泊四日冬ソナツアーに出陣するので、成田空港までマイクロバスを運転してお見送りに行ってきました。しかも、チャーターしたのがビデオ付のバスで、行くさなかもビデオでドラマを見ているありさまです。
 村の奥様方を避けるように、ヨン様は釜山へ、リュウ・シフォンは日本へ逃げた模様です。
 成田からは別の冬ソナツアーと合流して大きな団体になるようです。獰猛な人たちなので喧嘩にならないと良いのですが。土日を挟んでも格安なのは、南大門市場などでのお買い物があるからのようです。

 まあ、彼女らが人様に危害を加えなければなんでもいいやと、夜は男たちが地元の旅館で「出陣祝い」の宴会でした。しかも、コンパニオンまでよんで。

 日本の韓流ブームで韓国では日本からの観光客が30%増加したそうです。
 同じヨン様でもキム・ヨンサム(金泳三)大統領のときに起こった反日運動から日韓の感情は悪化し、金大中大統領の時代には、少しでも日本からの観光客を増やそうと大統領自らテレビCMに出て、韓国旅行のPRをしていました。
 国家を挙げてのプロジェクトより、イケメン俳優一人の効果の方がはるかに大きかったことが証明されてしまいましたが、日本のおば様方の持つ経済効果の大きさを、韓国も実感していることでしょう。

 女性雑誌には韓国男性と付き合うときのマニュアルまで出ているようで、要はヤマトナデシコ風に振舞えば良いみたいです。
 友人が奥さんの読んでる雑誌のマニュアルを見たら、日本の男たちだって「こうしてもらいたい」と思われるようなことばかり書かれていたと言っていました。
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プレミア

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 この数日、ウラジオストクの電話回線がおかしくなっており、何度電話をしても呼び出し音さえしなかったり、メールのサーバーもおかしいようで、出すメールが全て戻ってきたりと、毎度おなじみのトラブルが続いています。今日は電話は通じましたが、メールがダメでした。

 今日は来日する女性会員がいました。ウラジオストクは無事に出発したようです。迎えに行く会員さんは羽田から空路新潟に入ったはずですが、昨日から羽田空港も新しいターミナルビルができたので賑わっていることでしょう。

 12月5日はロシアの憲法記念日ですが、今年は日曜なので6日が繰り替え休みになります。ロシアは三連休です。

 日本女性と結婚している友人にこの三連休はどこかに行くのか電話で聞いたら、面白い話題になりました。

 日本では先月から新しいお札に切り替わりましたが、お札の番号にプレミアがつくとかで、番号によっては金券ショップで10万円いもなる価値がつくようです。
 このことをテレビで見た彼はお札に宝くじのような機能が備わっていると勘違いしていました。お札の番号そのものに何で価値がうまれるのか彼にはまったくわからない世界です。

 日本人の奥さんはあまりにも馬鹿なことを考えているので、まともに答える気持ちもなかったようで、彼にとっては何で一万円札が10万円になるのか本当のことがわかりません。

 私に聞いたのが運のつきでした。今回のお札には見る角度によって文字が変わるホログラム機能が備わっています。そのホログラムを見て10000と入っていたら、1万円の価値、50000と入っていたら5万円の価値、ハズレと入っていたら1万円札はただの紙切れになると教えたら、本気にしていました。

 電話の背後では奥さんが狂ったように笑い転げているのですが、彼は本気です。「ロシアでも同じように使えるのか?」とか、「これでこのところドルより円が高くなったわけがわかった」とムキになっています。

 「ホログラムに100000の数字が出る1万円札に当たるなら、手持ちのドルを全部円に買えた方がいい」とマジになっていました。ハズレがでたときのリスクなど考えないのがロシア人です。

 さらに、何万枚に一枚、スカシにペヨンジュンが描かれた1万円札があり、これにあたると韓国2泊三日の冬ソナツアーご招待がある。と言うとまたまた盛り上がってきて「ロシア人でも当たれば行けるのか?」と真剣です。
 北方領土問題が解決して日露平和条約が締結されればピョートル大帝のスカシが入った1万円札が出て、これに当たれば、日本人はウラジオストク・ナホトカ3泊4日ツアー、ロシア人ならディズニーランドかUSJのツアーがある。現在、ピョートル大帝にするかタトゥーのレーナにするか、日露の政府間で論議されている。

 よくもまあ短時間にここまで思いつくと自分自身に感心しつつも、電話の背後で「ホントにバカなんだから!」と笑い転げている奥さんの声が受話器に響いていました。

 彼の淡い夢は瞬時にしてしぼみましたが、「エリツィン時代にこういうお札を作っていれば、ロシアの経済はもっと違う方向に行っただろう」と大笑いしていました。
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女帝

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 この5月に皇太子殿下が宮内庁批判とも取れる発言をしたことに対して、秋篠宮殿下が皇太子殿下の発言が軽薄だったと戒めるような発言をされた問題が大きくクローズアップされています。

 5月13日の日記でも書いたように皇太子殿下の言い分もごもっともだと思いますし、今回の秋篠宮殿下の発言もこれでよいと思って見ています。反対批判ととられても、それぞれの見解でバランスが取れて好ましいことではないでしょうか?

 それにしても、背景には皇室に嫁ぐと言う事は男の子を産むための「道具」のごとき観念があるようで、これが問題の根源のようにも思えます。

 1999年の世論調査では、女性天皇を認めることに対して50%強が賛成意見でしたが、2004年の調査では76%が女性天皇を認めると日本国民の意識も変わっています。
 日本の歴史的に見ても8人の女性天皇が出ていますし、天皇は男系男子に限るとされたのは明治時代になってからのこと。天皇は軍隊の大元帥だったので男性の方が好ましかったのでしょう。
 あのモンチッチのような娘が天皇になる頃まで私が生きているかどうかわかりませんが、時代にそぐわなくなった法律は見直せば良いことです。

 もはや王政がなくなった中国とロシアですが、中国で女帝は則天武后ただ一人です。
 女帝で有名なロシアはピョートル大帝の妻だったエカテリーナ皇帝を筆頭に、アンナ、エリザベータと女帝が出ます。とどめは大帝エカテリーナ二世です。
 大帝エカテリーナ二世のあまりに専制的な手腕を批判するごとく、その息子パーヴェル一世は女帝を禁止する詔を発しました。

 中国は易姓革命の国なので、皇帝が変わるとその一族そのものが変わるので、漢なら劉一族、唐なら李一族、異民族であっても元ならヂンギスハーンの家系、清ならヌルハチの末裔の愛新覚羅の一族から皇帝が出ています。

 ロシアはヨーロッパなので、王室と国境は別物です。ロシア最後の皇帝ニコライ二世の妻アレクサンドラのお姉さんは、現在の英国女王エリザベス二世の夫、フィリップ殿下の祖母です。ディズニーで話題になった皇女アナスタシアとフィリップ殿下の親がいとこということです。
 大帝エカテリーナ二世はロシアに嫁いでくる前は”ゾフィー”と言うウルトラマンのお兄さんのような名前のドイツ人ですし、初代女帝のエカテリーナ一世などスウェーデンとの戦争の戦利品として連れてこられた洗濯女です。

 応仁の乱や後醍醐天皇の南北朝時代など、皇位を巡っての権力闘争は日本の歴史でも起こっていますが、諸外国の争いから比べれば穏やかなものかもしれません。
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