二泊三日の済州島旅行も最終日。朝はホテルの朝食ではなく、あわびのおかゆを食べに行きました。そこでいきなり心が熱くなるメニューを発見。
もちろん、日本人観光客を大切にしてくれているのでありがたいことですが、楽しませることも忘れていない?
右からあわびスープが”あわびス1プ”。あわびあんかけご飯が”あわびあんかはご飯”。あわび鍋ご飯が”あわび錫こ飯”。なんか、朝からとてもうれしくなってしまいます。

テレビなどのマスメディアはすぐ”日本の永遠のライバル”と韓国に対してあおりますが、国力などを考えると韓国側がずいぶん背伸びしているようなもので、ちょっと無理があるのではなかろうか?と思うことはよくあります。
日本が”十六茶”なら韓国は”17茶”。こんなところで張り合うなよ!とまたまた喜んでしまいました。

見たことがあるなぁと感じることは多いのですが、ベンツもどきのこの自動車もよく見かけます。最初はCクラスのベンツが多いなぁと感じたのですが、横や後ろを見るとぜんぜん違います。でも、ハッタリがきく車です。

城山日の出峰へ朝から登山です。韓国で一番早く日の出が見られる高台です。歩いて20分ほどで峰の上に出られます。
中国人集団と台湾人の集団と一緒に「加油!加油!(がんばれ!)」と励ましあいながら上まで歩きました。
「時代だな」と感じたのは、中国人や台湾人みんな持っているのがオリンパスやキャノンのデジタルカメラ。「写るんです」を持って歩いているのはわが仲間たち。

上から町を見下ろせば屋根に白いライン。これも景観条例で定められているようです。

峰の上は大きなくぼ地がありました。東側に海が広がっていますが、かすんでいて水平線までは見えませんでした。
上っている最中は風もなくひたすら蒸し暑いのですが、上に抜けたとたん風が吹きつけて心地よいこと。

かつては新婚旅行のメッカだった済州島ですが、最近は外国に出かける新婚が増えているようです。

岩の上が白くなっているのは景観条例とは関係なく、かもめや海鳥のフンです。

こちらも景観条例とは関係なく、立ちションです。朝からビール飲み過ぎて途中でバスを止めてススキに肥料をやっています。ちなみにブドウ園の息子。

民家の周囲は玄武岩の石を積んで風除けの壁を作っています。元々は漢撃山と言う火山の噴火で出来上がった大地で、玄武岩の岩盤の上にわずかばかりの土が堆積してできた島です。どこもかしこも石ころだらけで、家や畑などの石を積み上げて石垣を作っています。
玄武岩そのものがざらざらした岩なのでただ積み上げても崩れません。
日本では鉄骨や鉄筋コンクリートの集合住宅のことをマンションと言いますが、韓国では写真のような一戸建てがマンション。高級な集合住宅をアパートと呼びます。どちらにしても誤解を招く表現です。

民族村に行きました。観光目的で作ったのではなく、そのまま土着の生活している場所を民族村に指定しただけの施設です。
政府からの援助ではなく、地元の人たちが運営しているそうで、五味子と言う独特の発酵させた伝統のお茶を独占権をもらって製造販売しています。
済州島では馬を殺す頃は許されていませんが、この民族村の人たちには馬の屠殺権が認められており、五味子の製造権と馬の肉などの販売権を与えられて生活の糧にしています。馬の骨で作った薬も売っていましたが、骨粗しょう症などに聞くそうです。値段も高かった。
ガイドのお姉さんもこの村の女性で日本語がぺらぺらです。着ている服は柿の渋で染めた済州島名産の服です。

本当に人が住んでいて、家の中にテレビがあったり、FAX付の電話もありました。
済州島は水はけの良い大地なので田んぼが作れません。韓国本土では稲わらの屋根が多いのですが、済州島ではかやぶきの屋根です。

トイレです。もちろん現在は外に水洗トイレがあってそれを使っていますが、昔は(29年前まで)こうしたトイレを使っていたそうです。外側に人がしゃがめるだけの穴がありそこをめがけて発射するそうですが、、豚がしたから顔を出してお尻に噛み付くので、豚の頭をつつく棒までありました。

済州島は三多(石、風、女性が多い)、三無(物乞い、泥棒、門がない)、三麗(打つ駆使心、自然、果物がある)の島と呼ばれてきました。
泥棒がいないから門は必要ないのですが、実は門がありました。
子供達が結婚すると親とは別の生活になります。同じ敷地内に家を建て、地面に写真のような岩を並べて境界線になります。
子供の家族と親の家族が喧嘩をすると、この境界線に石をおきます。仲が悪いほど石をたくさん積み上げてやがて石垣になります。この状態を周囲の人たちも見ていますから、石垣が高くなった家庭にはできるだけ近づかなくなくなるそうです。
予断ですが、離婚が多い韓国にあって済州島は特に離婚が多い土地だそうです。原因は女性が働き男性が怠けるからだそうで、ロシアに似ています。

現在、毎週土曜の夜NHKで放送している”オールイン”のロケ地に行ってきました。日本のおば様たちがたくさんいました。
韓国では”冬ソナ”よりもはるかに評判が高かったドラマだそうです。
いきなりヒロイン、ソン・ヘギョの写真の看板。はとが豆鉄砲食らったような口と目も、こうした写真にすると違いますね。こういう清楚さが最近の日本の女優にはないんですね。

この教会が撮影に使われましたが、元々あった教会ではなく、このドラマの撮影のために作られたものだそうです。本来建設禁止になっている土地なのだそうですが、済州島政府の観光政策の一環で許可になったようです。
ドラマでは孤児院を兼ねた修道院でした。

このあらぶる海の光景もよくドラマで用いられていました。台風が来ていたこともありますが、波の荒れ模様がこれまた感動的でした。

イ・ビョンホンとソン・ヘギョのキスシーンの看板の前には日本のおば様方陣取っていて、なかなかどいてくれないのでずいぶん待たされました。
日本にはおばさんしかいないのか?と思われてしまうほど、中年以降のおば様ばかり来ていました。

ドラマの中に出てくる礼拝堂です。教会の建物の中は”オールイン”の博物館のようになっていて、撮影に使われた資材や撮影の光景の写真などが展示されています。
ここも日本のおばさまたちが陣取っていて、写真を取り巻くっていました。

ドラマの中で使われたウェディングドレス。イ・ビョンホンはわりと小柄のようで、私には着られそうにもないサイズでした。

カジノを舞台とした映画だけに、地下には模擬カジノがありました。私が行った時にはバカラと言うゲームをやっていました。もちろん客は日本のおば様たち。ディーラーが日本語でゲームを説明していました。もちろん、賭けはありません。

帰国の飛行機は夕方6時15分に出発。時間をつぶすのも大変でした。私は入国の時に2万円両替したのですが、まだ8千円近く残っていました。ウォンのレートはほぼ円の10分の1なので、8千円と言うと8万ウォンです。妙に大きな金額に思えて使いにくくなってしまいました。
途中でキムチと明太子と岩のりを買ってほぼ使い切りました。
空港の国際線はほぼ同じ時刻に台北行きと関空行きがあるので混雑していました。

空港の中にヨン様がいました。身長私より少し高いかな?でも薄っぺらでした。
ここでも日本のおば様方がヨン様とツーショットで「写るんです」の残ったフィルムを使い切っていました。

空港の免税品店は一つ。ロッテです。

街中の免税品店で買った商品は空港で受け取ります。市内には二つの免税品店があり、新羅とロッテです。
ブランド物ばかりで誰も買わなかったので、こんなところで受け取る奴がいるのかと思っていたら、ずいぶんたくさんいたので驚きました。しかも、免税品店の引換所で受け取った山のような荷物を機内に持ち込んでくるのですから、中国に生活用品を買い出しに行くロシアの飛行機のようなものです。
4万も5万もするようなカバン買ってどこがうれしいのだろう?と言う仲間がいたので、一晩4万で女買った人が言う言葉じゃないよと釘をさしておきました。
機内の座席後列はブランド物が山になっていました。

来る時はタラップを降りましたが、帰りは通路を使ってそのまま乗り込めるようです。ちなみに写真は関空行きの飛行機でした。

登場する時に日本の新聞もあったようですが、見落としてもらってきませんでした。読売新聞やスポニチが読まれていました。やはり話題は昨日の選挙。旅行に来たメンバーは全員不在者投票をしてきました。

機内食は寿司でした。韓国で作っているんでしょう。実質的なフライト時間は1時間50分。成田に着陸してから時間がかかり、機内から出るまで20分かかりました。

さらに時間がかかったのが成田からの帰り道。外環道が工事中だったために。練馬に出るまで2時間半。自宅に着いたのは夜中の1時半でした。