先週は暖かかったので雪も消えた谷川連邦ですが、この2−3日の雨が山の上では雪だったので、また白くなりました。写真のふたコブの山は仙の倉2026mです。

農業祭りで道路を封鎖するために朝早くから交通指導員の出動でした。年内の主だった出動もこれが最後になりそうです。

開演前から長蛇の列になっているのは毎年恒例の長イモとゴボウの販売。列に並ぶことが嫌いな田舎の人々、スーパーのレジに3人並べば怒り出すような人たちが、時間前にこんなに並ぶのはパチンコの新装開店とこの販売くらいのもの。

地域農業振興のために役場と農協が始めた農業祭りですが、役人の考えることにろくなものはありません。
長イモとゴボウは長野県の安曇農協のものです。役場の直販のようなものです。
農協同士で品物だけを輸送してもらえばよいものを、毎年役場職員がトラックを借りてきて一泊しながら買い付けに行っていました。当然、向こうでは接待の宴会が待っています。町村合併したらその恩恵もなくなったようで、今年は運送会社が荷物を持ってきました。

地域農業振興のために佐賀県の大和みかんが販売されています。

JAが地域農業振興のために販売する北海道のたまねぎ、茨城のにんじん、中国の落花生、青森のゴボウ。「地域」って幅広いんですね。
よそから面白いものが入ってくれば、村人も嬉しいのですからこれはこれで、こんなもんでしょう。

海と縁遠い土地なので海産物は喜ばれます。みんな乾物ですが、毎年楽しみにしている人も多いようです。

商工会など骨董品販売の業者を連れてきました。

骨董品コーナーのそばに交番のパトカーが駐車。新しいパトカーを買ってもらえないのでもはや骨董品パトカー?

最近はこうした出店まで出るようになりました。趣旨云々はともかくとして、人が集まれば楽しいのがお祭りといったところでしょうか。

表向きは関係車両以外を会場に入れないために我々が出動していますが、大量に買い物した人たちが”クルマとってくるからここにおかしてもらうから見張っていてくれ”と荷物の見張り番が一番の仕事。こんなのまだいいほうで、荷物と自動車の鍵を渡して”おらがのクルマに突っ込んどいてくんな”と荷物運びさせるばあ様達もいます。
これもまた仕事です。
メインイベントの一つ福引では地元のリンゴや鶏卵5kgや堆肥などが当たります。私も番号の入った福引券をもらったのですが、どうせティッシュペーパーだろうと近所の人にくれたら鶏卵が当たったそうです。
堆肥が当たった人も運ぶのが大変みたいでした。

農業祭りなのでお墓の販売?JAはこんなものまで扱っているんですね。

こちらは地元リンゴ農家の販売所。この季節はリンゴの最盛期で、ましてや土日など観光リンゴ園は大忙しで、義理人情の出展ブース。

農村公園公社が作っているヨーグルトや豆腐や納豆などの販売所。

こちらは農業婦人会のブース。味噌おでん(コンニャクに味噌田楽のたれを塗ったような地元名産)の無料配布。

キノコの組合のナメコ汁の無料配布

酪農家の牛乳無料配布

キノコ農家の焼き椎茸無料配布

地元農家の作物は無料配布の対象なんですね。農家がへそ曲げるのもわかる気がします。
農業祭りのメインイベント?の一つ、餅投げ。餅や菓子やティッシュペーパーなどが高いところから巻かれます。
同級生が孫を連れて来ていて、”こんな歳になったのだろうか?”と思ってしまいました。

2年前にこのイベントの最中に財布をすられた人がでたので、昨年から警官や交通指導員や警備会社の人が制服を着てこの周囲を固めています。
怪しい人相をしているのは町長はじめ高いところから物をばら撒いてる人たちですが。

地域農業振興という看板はあっても思想のない農業祭りなので、スタッフとなって一生懸命動いている人たちも人が良い優しい人たちです。
会場から離れた場所で道路封鎖のために立っている私達のところに味噌汁を持ってきて切れました。

味噌汁のみならず、味噌おでんやリンゴや焼き椎茸や生ビールの果てまで気を使って持ってきてくれます。軽トラの荷台が臨時のテーブルになるのですが、制服着てエイひれつまみにビール飲みながら”ここから先は関係者以外の自動車は入れねぇことになってるんさぁ。わりいねぇ”と進入を拒否されて”そうかい、そうかい”と素直に従う人たちもまたのどかだなぁと思います。
農機具の展示販売。

1950年代のスポーツカーのような機械はリンゴ畑などに農薬を散布する機器です。

珍しい黒いパグ犬。和服姿のおばさんに抱かれていました。飼い主のおやじさんとおそろいの毛糸のベストを着ていました。
この家族に限らず犬を連れて遊びに来ている家族が多く見受けられました。