早くもクリスマスパーティー。町の国際交流のクリスマスパーティーです。昨年町村合併したためにまだ各団体が重複して統合がうまく行かずギクシャクしていることもあり、一大勢力のフィリピンとタイの人たちが不参加でした。アジア大会開催中ですしね。
元々外国人に対する偏見が少ない土地ですが、「もっとお互いよよく理解しよう」と言う名の元での国際交流。大いに祖国について主張してもらいたいです。

中国軍団は餃子を作りました。子供を夫に預け、すごい勢いで喋りながら、手際よく生地を延ばして皮を作っていました。「こういうときは本当に生き生きと楽しそうにしているので嬉しい。」と言うのはお子さんを抱いたお父さん。私の近所の家族で奥様は吉林省出身です。

中国人や韓国人の場合、こうした集まりでもなければ日本人と見分けがつきにくいので、あらためて「外国人だったのか!」と気がつく人もいます。
中国各地の人たちなので、それぞれ出身地によって餃子の中身が微妙に異なるので、中の具を決めるのが大変だったそうです。
本来は蒸し餃子が中国の本道ですが、蒸し器の問題もあり、それは断念。ロシア軍団がペリメニを持ち出してきたら水餃子ではダブってしまうから、焼き餃子にしたそうです。企画の段階から盛り上がっていて、「交流会大好き!」と楽しんでいる中国奥様。

企画制作分業制のロシア軍団は奥様監視のもと、夫に作業させてロシア風ケーキ作り。あやつら、こうやってシベリア抑留日本人をこき使ってきたに違いない。「あいつら、思いつくだけで全部人任せ!俺達は工作機器じゃねえんだ。」と言いつつ、それが日常なので手馴れています。

生地にはパイナップルをいれ、ホイップクリームで塗り固め、その辺にうろうろしていた中学生とっつかまえてイチゴの飾り付けをやらせました。

どうですか?ロシア妻の夫の見事な仕事。結婚するなら日本の男性ですね。

中国の奥様方が作った焼き餃子。「本当の餃子(蒸し餃子)を作りたかった」と言っていました。焼き餃子は歯ごたえを良くするために皮の厚さを薄くしなければならないので難しかったそうです。

こちらはチェコ風のおやき。と言うのか、コロッケと言うのか、ジャガイモとニンニクとひき肉などで作った揚げ物。おいしかったです。

料理のグループがヨーロッパのデザートやお菓子を作りました。

日本のクリスマスと言えばけんちん汁。こちらでは冠婚葬祭など人が集まるときには必ず出ます。これをうどんにかけて食べるのもこちらの習慣。今年は大根が豊作なので例年の2倍の大根が入ったけんちん汁です。

ちらし寿司には魚類が入っていません。山の中の風土料理のちらし寿司。おでんは私が作って持っていった関西風のおでん(母の実家の兵庫県では”関東だき”と言います)。

アメリカ人の英語教師。ノースカロライナの出身です。隣はコーラスの奥様。

国際カップルの二世たち。韓国、ロシア、中国。どちらにしてもやたら元気です。これで二ヶ国語を自在に操るバイリンガル。恐るべし!子供達。

各国を代表して、自分の国を語るスピーチ。

スピーチは日本語でと言うことで、紙に書いたローマ字日本語を懸命に読み上げていました。

まったく日本語もわからずサンクトペテルブルグから嫁いで来て13年。もう日本語は問題ありません、どころか、ずば抜けた日本語能力です。家庭でもしっかりした言葉を使っていることがわかります。
日本では少し離れると「方言」で異なる言語になるけれど、ロシアは西のサンクトペテルブルグから、東のウラジオストクまで同じ言語を喋ると自慢していました。

いつも奥様コーラスでピアノを弾いている先生が流行の最先端でインフルエンザになってしまったために、今週、急に私がピアノ伴奏を引き受けました。
国際ちびガキ共がピアノの下にもぐって騒がしい中、ゴスペルソングのコーラスです。

ホワイト・クリスマスは会心の出来だったと悦にいっているとお決まりの「アンコール!」。アンコールは「きよしこの夜」と決まっていたので、そのつもりでいたら。「いつもアンコールはこの曲。”オー・シャンゼリゼ!”」え?聞いてないよ!
譜面もなく歌詞カードにコード進行が書かれていただけ。背中が汗でびっしょりになりました。ジャズ勉強しておいて良かった。となんとか無事におさめ、さらにその後のアンコールで「きよしこの夜」でやっと開放されました。

大役を終え、これで安心して飲み食いできるぞ!と、既にほとんど食べ物が残っていませんでした。
最後はご夫婦によるドイツ風フォークダンス。
このあと?当然みんな輪になってフォークダンスパーティーになってしまいました。