女性会員の家族のダーチャで新年を迎えた会員さんから電話が来ました。近隣のダーチャに来ていた人たちも集まって大賑わいのカウントダウンパーティーになったそうです。
男塾のようないかついお父さんが酔っ払ってウォッカをすすめながら「これを飲んでロシアの男になれ!」。
「彼女と一緒にいるときも楽しいけれど、ロシアの男達と気軽に付き合えるようになったらみんないい人たちですね。」とファミリーの一員になれたそうです。
「お前、自動車は何を持っている?」「ホンダのアコードです。」「ロシアの女と結婚したいならボルガに乗れ!ボルガに乗らずにロシア女性の魅力がわかるものか!」
むくつけき男達に詰め寄られて、了解をしてしまったものの「まさか日本に輸入されていないですよね。」多分まともな形で輸入されてはいないと思います。

ロシアの自動車に乗れ!と詰め寄った人たちがどんな自動車に乗っているのかと言えば「みんな右ハンドルのビッツやイプサムなど日本車に乗っていて、ロシアの自動車に乗っている人はひとりもいませんでした。」
元日は女性会員の家族と教会に行き、無名戦士の碑に献花してきたそうです。
「絶対この人たちと戦争なんかして欲しくないと思いました。」
家族の一員という感覚が芽生えてくると、本当にそう思うときが多いものです。ロシアやソ連と言った漠然とした形ではなく、個人の顔が思い浮かぶようになると「この人たちだけは」と他人事ではなくなります。

1月2日と言えば「福袋」ですが、ロシア軍からクレーム「本当に必要なの?」「中に何が入っているのかもわからないのに何で買うの?」「無駄だと思わないの?」
言われてみればその通りかもしれません。気に入ったものなら高くても買うけれど、必要でないものはいくら安くても手を出さないロシア式合理性から見れば、浪費に見えるんでしょうね。価格による「損得」ではなく、「必要か?不要か?」が重要なポイント。
福袋商戦が毎年今の季節になると取りざたされますが、運悪く使いもしないものが出てきたところで無駄に他なりません。
浅間山で転落した沼田山岳会の大先輩ですが、午前11頃登山道から少し離れた場所で遺体で見つかりました。77歳でした。
転落と伝えられていましたが、死因は凍死。77歳の高齢に心臓に疾患を持っていたというので、雪のブロックに腰掛けてそのまま意識がなくなったのか?転落に不可欠な目立つ外傷もなかったようです。
私はこの夏の肺炎の後遺症でまだとても山を飛びまわれるような状態ではないので現場での捜索は辞退し、裏方に回りましたが、イライラ落ち着かない一日でした。
一昨年の元旦は富士山で60歳のベテラン会員が風で飛ばされ、足を骨折。ヘリコプターで降りてきました。その2年前には50代の女性会員が谷川岳で雪崩に巻き込まれ、6月に遺体で見つかる事故がありました。
「山岳会なんて所詮遊びの会だから」とこの20年ほどリーダー育成をしていなかったのですが、かつてリーダーを勤めた人たちが寄る年波なのか?つまらないミスから事故を起こしています。
他人と一緒に行くとどうしても他力を頼ってしまうので、この20年ほど単独で登山に行っていますが、「一番危ない奴」と言われつつも生き延びています。
やばかったなと今も思い起こすのは下の写真の八ヶ岳で足の指が凍傷になったときで、指先まで神経が戻るまで6年かかりました。

単独ですと難しいところにはいけませんが、相手に合わせて無理することも無いので、天候と体調と駆け引きしながらもそれなりのことはできます。

最近、歳を経て感じることですが、緊張感がふと途切れる時があります。こういうときに事故が起きるのだろうなと思っていますが、それに気がつかなくなったら山に入るのはやめようと思っています。