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鬼子母神

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 「恐れ入谷の鬼子母神、びっくり下谷の広徳寺・・・」
 入谷の鬼子母神で知られる真源寺。
 来週の週末には朝顔市で賑わうお寺です。
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 と、知ったかぶっては見たものの、ウラジオストクからの客人を案内して、たまたま見つけた入谷の鬼子母神で、”こんなところにあったのか!”と自分で驚きました。

 日本の小説に出てくる名所を訪ねたいとのことで、樋口一葉の「たけくらべ」の舞台を案内することになったものの、真面目で貧乏人だった私は吉原に行った事もなければ、東京の東側はほとんど知りません。
 地図から消えた地名ですし、まさか、交番で「吉原にはどう行けば?」とも聞けないので、上野から北を散策していたらたまたま入谷の鬼子母神を見つけました。
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 この彫刻で満足してくれたので幸いでした。
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 実は「鬼子母神」の「鬼」の字は、上の角がなく、パソコンでは出て来ない文字です。子供を食らう鬼から心を入れ替えて子育ての神様になったことで上につく角がなくなったのだそうです。
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辛口

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 韓国旅行に行ってきた近所の若い衆が激辛韓国ラーメンを買ってきて、昨夜、祇園祭の打ち合わせ会議の消防小屋でビール飲みながら食べました。
 食い物にならないほど辛いラーメンで、蒸し暑さで汗を大量にかいた体には有害だったようで、家に戻ってK1-MAXを見ながら”どうも調子が良くない”と感じました。腕の内側や首筋に赤い斑点が出ました。

 今日になって胃の調子がおかしくなって寝込んでいる若い衆や、蕁麻疹が出た者もいるなど、みんな何らかの体調不良を生じたようです。
 強い辛さが体に悪かったのか?Maid in Chinaの韓国ラーメンだったから有害物質でも入っていたのか?まだ数個残っています。


 夜、従姉妹の家に顔を出したら、小学校6年生の娘が「ビキニの水着が欲しい」と悶着していました。”おお、色気づき始めたか!”と言いつつも思い起こしたのはウラジオストクの海岸。ワンピースの水着など見たことがありません。
 ワンピースの水着は競泳用で、こちらのほうが卑猥な感じがするとビキニ水着民族のお姉様は申しております。
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ビール

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 シベリア鉄道に新幹線技術。いよいよ動き出しそうです。技術的には日本が抜きん出ているものの、ヨーロッパの鉄道会社も売り込みに躍起で、どうなることやら?
 ソビエト崩壊の混乱期に「新幹線を提供するから北方領土と樺太を返せ。」と交渉すれば面白かったのに。

 汗が止まらぬ蒸し暑い一日でした。大気中に水分が満ちていて、何か刺激があれば一気に雨になって落ちてきそうな空模様でした。
 汗のかきすぎなのか?熱射病なのか?頭が痛くなってきました。

 夕方、共同浴場に行って近所の人との話題は、健康の話。こうした暑い日にだらだらと汗をかいているうちに、水分不足になり、血液の流れが悪くなって脳梗塞になるのでは?
 血液サラサラになる飲料を飲むべきだ。と言う話になりましたが、何がいいのだろう?「トマトジュースじゃねえか?」「でも、汗をかくとビールを飲みたくなる。」「それならビールをトマトジュースで割って飲めばいいだろう。」

 いつのまにか健康に良い飲み物の話がビールの話になり、「湯上りに俺んちによれ」とビールをご馳走になってきました。
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 先日会ったアゼルバイジャン系ウラジオストク人が「日本はいい国だ。アサヒがウラジオストクの半分の値段で売られている。」と言っていました。
 わざわざ外国にまで行って日本のビールを飲む気にはなれないので、向こうで買ったことはありませんが、日本の二倍以上の値段で売られています。
 ボーチカなどロシア製のビールならアサヒの5分の1程度の値段で売られていますが、よく言えば爽やかな日本製と違って、独特のクセや風味があってこれも楽しいです。
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 今度は中国から有害物質入りの歯磨き粉が100円ショップに並んだとか。
 数年前までウラジオストクのキオスクには北朝鮮の歯磨き粉が並んでいました。強烈な研磨剤が入っているとか、有害な物質が入っているなどと噂されつつも「安いから使う。」
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白昼堂々

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 休日明け、出勤したら事務所に何もなかった?ウラジオストクの友人の勤務する事務所と同じビルに泥棒が入ったそうです。幸い彼の事務所は、ドアの鍵をこじ開けようとして開けられなかったようで難を逃れたそうですが、「鍵が壊れてドア開かなかったので、私達も事務所に入れませんでした。ドアを壊して中に入ることができましたが、これも被害です。」

 被害にあった会社はパソコンやコピー機、FAXなどの事務機器を盗まれたそうです。
 目撃者の話では日曜の白昼堂々とやられたようで、おそろいの作業着を着た男性数人が、トラックに荷物を積み込んでいたので引越しにしか見えなかったようです。ご丁寧に背広を着た男がトラックのそばで立会人のように振舞っていたと言うのですから手がこんでいます。

 休日でも人通りがたえない目抜き通りの一角にある事務所ですが、堂々とやられてしまったので、逆に目立たなかったようです。
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 同じ日曜日。私の愛車のステレオが壊れてラジオしか聴くことができない状態だったので、中古のカーステレオに取り替えました。
 私が壊れたステレオをはずすのに要した時間が1時間。「ロシアの泥棒なら5分ではずします。こんな技術ではロシアでは生きていけません。」とからかわれていました。
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クワス

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 「クワス」耳慣れないこの名前。ロシアでは夏の飲み物として親しまれています。子供でも飲める清涼飲料なんですが、味は気の抜けたビールのような味です。
 夏のロシアの街角にはクワス売りのタンクがあちこちに出現して、これもまた風物詩です。
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 大方のロシアの食べ物は口に合う私ですが、クワスだけは得意ではありません。
 最初に飲んだクワスがママさんの手作り物だったことが影響しているのでしょうか?ビンの中にパンくずを入れて作ったクワスで、お世辞にもまずい代物でしたが、こちらも嫁が欲しい一心で息を止めて一気飲みしました。後に、「ママの手作りクワスはロシアで有数のまずいクワスで、病気になるから誰も飲まない。私達は外で買って来て飲む。」と言われましたが、先に言ってほしかった。「あの日本人は味覚がおかしい」と思われたことは間違いないでしょうが、後からゲップと共に不思議な匂いがよみがえってきてこまりました。

 以後、街中でクワス売りを見ても「試してみよう」という気にもなっていません。

 最近はロシア料理に使える素材も多様に入手できるようになりましたが、在日ロシア人にとってどうにも手に入らないのがクワス。瓶詰めされたクワスもあるようですが、輸入しても日本人の口には合わないでしょうね。
 基本的に家庭でも作れるはずですが、親の因果がこに報い、絶対飲み物にならないまずいクワスを作り出してしまうこと請け合い。
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回転寿司

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 セルゲイ君と回転寿司に行ってきました。
 ウラジオストクでは日本料理の店ができては消え、できては消える激しい移ろいを見せていますが、市街地のはずれのサナトリウムナヤと言う地区にあるスシ屋さんはまだ持ちこたえているそうです。

 「とても自腹でいけるような店ではないが、いい仕事をしたら社長が僕と妻をこのすし屋に連れて行ってくれた。」

 このスシ屋さんに行ってきた会員さんがいますが「日本よりもさらに高いすし屋だった。」ただでさえ高額な税金が課せられているウラジオストクのレストラン。その上「スシ」ともなれば…。


 お吸い物のカニ汁のカニを見て「これはロシアから来たのだろう。」カニばかりじゃないぞ、サーモンやイクラやウニなどもロシアから来たかもしれないぞ!マグロなどインド洋かもしれない。スシとは世界中の魚をシャリの上に乗せて日本の文化にしてしまうのだ!
 純粋な日本製はどれだ?と言うのでカンピョウとカッパ巻きを紹介しました。
 
 海に面したウラジオストクは魚介類が豊富なので、里帰りの時に実家でスシを作りたいという奥様方もいます。スシのシャリをどうやってくるのかが問題ですが、粉末のチラシ寿司の元を持っていくようにアドバイスしています。
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ハンバーガー

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 北海道の食品加工業者が牛肉製品に豚肉を混入したと言うことで問題になっていますが、病死した家畜や期限切れの豚肉を混入したわけでもありませんし、不二家問題よりはまだましかな?とニュースを眺めています。

 牛肉のひき肉を買ってきてハンバーグを作りましたが、合いびき肉と言って、豚肉を少し混ぜないと良く固まりませんし、豚肉を少し混ぜたほうが味わいがよくなる気がします。
 ”おお!問題の業者と同じことをしている!”と自画自賛してしまいました。

 アメリカ大嫌いなウラジオストクの友人は、最近ウラジオストクで広まっているハンバーガーを「中国のミミズの肉が入っている、病死した牛の肉を使っている」とボロクソにけなしていますが、奥さんにハンバーグステーキを作ってもらって大喜びしていたそうです。ロシアでハンバーグは「ガンブルゲル」。
 「僕の妻が作るガンブルゲルはドイツ料理。パンにはさんだアメリカ料理とはわけが違う。ハンバーガーは高潔なロシア人が食べる料理ではない。」
 と彼は言いますが、まだマクドナルドが進出していないウラジオストク人は、来日すると喜んでマクドナルドに駆け込みますが…。
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立会人

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 7月22日に予定されていた参議院議員選挙が一週間ずれて29日になったと話題になっています。果たしてこの一週間がどんな意味を持つのか、蓋を開けてみないとわかりません。

 群馬県の場合22日に県知事選挙もあるので、参議院選挙がずれたために2週間連続で選挙になってしまいました。投票に行くのも面倒くさい迷惑な話だと思っていたら、さらに迷惑な話が舞い込んできました。
 投票所の立会人に指名されてしまいました。

 投票所の立会人は各地区の区長が行く決まりになっていますが、2週間連続と言うことと、7月末は祇園祭りの準備などで区長が地域行事優先になるため、白羽の矢が飛んできました。

 それぞれの地区の投票者が当人かニセモノか?顔を確認するのが役目ですが、田舎なのでどこの家は何時ごろに投票に行くかなどおおよそ見当がつきます。投票に来た人を選挙者名簿にチェックするわけですが、「最近カタカナの名前が増えてサァ。」日本国籍を取ったフィリピン奥さんが増えたようです。
 朝7時ごろから夕方8時ごろまで投票所でお茶飲みながらボケ〜ッとしていなければなりません。
 役場から日当が1万円弱出るそうで、その中からお昼の弁当代金を支払うそうです。 
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原油高

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 昭和末期の頃、左ハンドルの自動車に乗ってみたことがりました。カブトムシ型のワーゲンです。
 便利だなと思ったのは通りすがりの人に窓を明けて道を尋ねる時くらいのものでした。対向車とすれ違う時に冷や冷やしたり、路上のパーキングに駐車すれば、歩道のガードレールが邪魔してドアを開けられず、狭い車内を助手席に移動して外に出たりと、あまり便利なものではありません。

 日本とは反対の右側通行なのに、自動車と言えば日本の中古車なので右ハンドルのウラジオストク。不便ではないのか?と問えば、右ハンドルしか運転していないから不便を感じないと言う人が多いです。
 ある女性会員は、BMWに乗っていましたが「運転しにくい」と最近カリーナに買い換えたそうです。もし故障してもドイツよりも地理的にはるかに近い日本から部品が調達できます。

 急な坂道が多く道も広くは無いウラジオストクの街中では、四隅の見切りが良い日本車が運転しやすいそうです。
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 ガソリンの種類は4種類ありますが、値段は日本と大差がありません。「モスクワは東京より物価が高いんですよ。そのモスクワより物価が高いのがウラジオストクです。」このところ相次ぐ値上げにあきれているウラジオストクの女性スタッフ。
 少しでもガソリン代を抑えようと、バスと徒歩で通勤することが多くなったそうですが、娘が仕事に行っている間にお母さんが自動車を乗り回すのでもっと燃料代がかかるようになったとぼやいていました。
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愛想

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 日本人は世界一約束を守る民族だと自負していますが、外国人の目には必ずしもそう映らないようです。
 ビジネスで日本と取引をしている外国人が言うには、契約するまでは「甘い言葉」をかけてくるが、取引が始まると「急に冷たくなる」。
 なるほど、彼らにとっては「お愛想」も契約の内か。そういえば食堂などで会計のことを「おあいそ」といいますな。
 しかしながら、こんなことは世界共通のように思えます。
 
 結婚生活に対しては確かにおっしゃるとおりで、結婚が「スタート」と考える人々が多い中、日本では結婚は「ゴール」。家庭にはいにしえより受け継がれた暗黙の了解があり、結婚してしまえばお互いがその決まりに乗っ取って役割を演じるものです。が、国際結婚の場合その暗黙の了解がありませんから「常識だろう!」と安穏としていたことを再認識することはしばしばあります。
 国際カップルの破綻やトラブルの多くにはこうしたお互いの「暗黙の了解」のボタンのかけ違いがあると思います。
 少しでも多くの同じ境遇の友人を作ることで、随分解決されることだと思いますが、なかなか同じカップルに出会う機会も少ないものです。

 こうした「違い」を見極めるのが「交際期間」で、そこから先は「妥協」の日々でしょうか。

 ロシア男性のセルゲイ君曰く「ロシアでは女性が積極的に物事を進めるけど、重要な判断は男性に責任を押し付ける。」確かにおっしゃるとおりで、どこの家庭でもママさんがあれやこれやと物事を進めて、「いいですよね!お父さん!」と突然話を降り「え?何でこちらに振るの!」と困惑するお父さん。

 シベリア内陸からやってきた奥さんを持つカップルから電話がありました。子供が夏休みを迎えたら里帰りするそうですが、ロシアの国内線は運行時間がメチャクチャなので、ウズベキスタン経由で帰るのだそうです。このところ原油高による値上げの連発で、航空券の金額もそのほうが安いそうです。
 「ウラジオストクは船でも行けるから便利ですね」と言われたものの、その船の運賃もひたすら値上がりしています。

 「中国が石油の値段を釣り上げて物価は上がるし、体に良くない空気が風と一緒に流れてくるし、ウラジオストクは住みにくくなるばかりです。」と言うのは女性スタッフ。
 ウラジオストクは年々中国方面からの砂塵やスモッグが増えて、アレルギーなどの病気が増えているそうです。
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ガス田

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 日本の大学は就学年数が4年ですが、ロシアは5年。5年生は主に社会実習など実務を学ぶことがメインになるようですが、友人の経営する会社にこの秋に5年生になる学生が研修に来ているようです。大学は既に夏休みに入っていますが、のんびり休暇をエンジョイしておらず、少しでも多くのことを身につけようとしている学生らしいです。

 こうした企業実習でノウハウを実につけたり人間関係を作って起業するのが有能な学生のやることなんだそうですが、企業としても新しい情報を持っている若い世代や学生の感覚が有効活用できるメリットがあるようです。


 東京は巨大な天然ガス田の上に存在している。学生時代にそんな話を聞いたことがありました。どんな成分のガスなのかはわかりませんが、将来的に利用するようになるだろうなどと考えたものです。

 渋谷で温泉施設が地下からもれてきた天然ガスで爆発、大破し死傷者が出ました。温泉を掘るために1500mも掘り下げたのですから、ガス田を突き抜けた可能性は大きいでしょうが、天然ガス対策を何もしていなかったのだろうか?

 天然ガスの宝庫ロシアでは各地の戦没者慰霊碑に「永遠の炎」を灯しています。以前のウラジオストクには永遠の炎はありませんでしたが、いつのまにか、どこからかガスパイプを引いてきて作ってしまいました。
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 ドミニカ人のミャー君が「ロシア語を喋る変な男」を連れてきました。濃い顔をしたアゼルバイジャン人ですが家族はロシア国籍でウラジオストクに住んでいるそうです。一目見てコーカサスの中央アジアという顔つきです。
 ミャー君の会社の社長(イラン人)の人柄を頼って各国のバイヤーが集まるようですが、中東、中央アジア、中南米など、真ん中辺の濃い人たちが集結しています。
 「来週はウガンダの人が来るからよろしくね!」今度は中央アフリカか?

 産油国アゼルバイジャンの石油パイプラインを巡りカスピ海をはさんで中国とロシアが綱引きをしていますが、地理的に近いのはイラン。先述のアゼルバイジャン系ロシア人もペルシア語が堪能です。

 「民族も心情もアゼルバイジャンだけど、あの国は危なくて住んでいられない。安全なウラジオストクに移住したのさ。」

 歴史的に運送の耐えないコーカサスの末端。民族の十字路。タンパクでクールなロシア人と違って、面白そうだけどあまり関わりたくない強烈なキャラでした。
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疲れない?

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 めったなことでは「疲れた」といわないロシア人。誰の目にも疲労困憊なのに、「いいえ疲れていません!」と気丈に振舞います。
 男女間での「疲れた」は「あなたに飽きた」につながるので、こちらが親切のつもりで「疲れた?」と聞いたつもりが誤解されることもあるので要注意。

 仕事で日本に来ているセルゲイ君に「慣れない環境で疲れるだろう」と聞くと、「これは私が選んだ仕事だから、私は決して疲れない。私が疲れたと感じるときは、仕事をやめるときだ。男は決して疲れたと言ってはならない!」と気張っていました。

 ロシアでは疲れは肉体ではなく心に発生するようです。

 日本ではオバサンたちが集まれば、どう見ても健康そのものの血色のよい顔をして「私からだが弱くて」と病弱の自慢話が始まります。食いすぎと運動不足じゃねえかと言ってしまえばそれまでなんですが。
 ロシアでは医者の前でもなければ病気の話は厳禁。不幸を招く話なので忌み嫌われます。
 が、どちらのお国でもオバサンたちが集まればその場にいない人たちの悪口は共通で、娘婿など格好の話のネタ。
 日本では「嫁イビリ」ですがロシアでは「婿イビリ」が一般的なんだとか。
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乗り継ぎ

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 ウラジオストクと日本の間には新潟、富山、関空から飛行機が就航しており、ほぼ毎日このどこかの空港とウラジオストク間をフライトしています。
 8月半ば過ぎから9月末まで北九州からもフライトがありますが、今日、九州の会員さんのところに行く女性会員が新潟空港に来日し、福岡空港行きの国内線に乗り継がせるために新潟空港へ行ってきました。

 日曜日で休みだったセルゲイ君も「僕も行きたい」とくっついてきたので奇妙な顔ぶれで出かけました。
 
 待合ロビーで待っていると、セルゲイ君の知った顔ぶれが出てきたようで、「お前、何でこんなところにいるんだ?」と声を張り上げていました。自動車の買い付けに来たバイヤーだそうです。

 ようやく女性会員がロビーに出てきて、女性会員もセルゲイ君もお互いびっくり。セルゲイ君の奥さんの友達でした。
 そういえばメールで友達の夫が日本に仕事に行ったということを書いていましたが、意外なほど私の近くにいました。

 名古屋、奈良、松江と3回日本に来たことがあるセルゲイ君は、今まで関西空港しか利用していませんでした。新潟空港からウラジオストクに向かう人たちの大きな荷物を見て「スイフンヘイに買いだしに行く商人たちみたい。」新潟ウラジオストク便は生活路線です。

 飛行機乗り継ぎの手続きをしてからみんなで空港近くの回転寿司に行きました。

 招待した会員さんがウラジオストクに行った時はソウル経由で出かけましたが、航空券料金も高くなるし、大きな時間ロスになります。
 関空便や北九州便が期間限定ではなく通年になると便利なんですが、このところ日本とロシアの通商も増えたので、一大工業地帯の北九州便が定着すると、経済的にも効果が大きいと思います。
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ハンスト

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 ロシア人奥様の横暴に対してハンガーストライキを決行した友人。120時間に及ぶハンストが終結しました。

 武力衝突を回避しなおかつ強烈なインパクトを与える夫婦喧嘩の選択肢として戦うお父さんはハンガーストライキ。甦る安保闘争。若者のはしか。

 「これぞ東洋の非暴力に夜究極の抗議!」と、彼が現代のマハトマ・ガンジーとなって奥様に抗議の断食をしている最中、本物のガンジーのお孫さんのラムチャンドラ・ガンジー氏がニューデリーのアパートの廊下で倒れてなくなっているのを発見されました。

 思えば日露戦争の勝利でアジアが始めてヨーロッパに勝利し、第二次大戦で植民地がヨーロッパからの独立を目指すようになり、マハトマ・ガンジーのハンストで日露戦争以来のアジアの勝利と、近代の歴史に大きな流れのうねりを生み出したこの100年。
 国際間折衝の決裂に伴う夫婦喧嘩の武力衝突回避にハンストを用いる発想はノーベル平和賞物です。

 結果はどうなったのか当人達にもわからないようですが、とりあえずハンストは終了し、次なる夫婦喧嘩を模索することでしょう。
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若い!

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 ロシアではもうすぐ学生達の夏休みシーズンが始まります。
 私と同世代のウラジオストクの友人は大学生の息子さんと一緒に旅行に行く計画を立てています。まだまだ若造には負けないと言っていますが、「息子が一緒だと心強い一面もあります。」頼りにしているようです。

 入梅しました。雨が降ると膝、肘の古傷が痛むので体調と駆け引きしながらすごさねばならない季節です。
 コクはあるけどキレが無い体調なので、滋養強壮に朝鮮人参酒を飲もうかなと思うのですが、もったいないからもう少し体調が崩れるまで我慢しようと、眺めて体調を整えています。

 ロシアにも漢方医がおり、私の友人のお母さんは漢方医学の医師です。年に何回か中国に出かけて薬草などを入手するそうですが、中国で加工した漢方薬品は絶対買わないと以前から言っていました。
 最近、中米では中国製の医薬品でたくさんの人が亡くなる事件がありました。

 この何日か20代の若い世代と一緒に無茶をしてみたものの、疲労が回復しません。歳のせいかなと歯がゆく思っていますが、年金くれるって言うなら貰いたい気分です。
 若い人たちと一緒になって体を動かしていると楽しいのでついつい無理をしてしまいます、後悔役に立たず、毎度同じことを繰り返してしまいます。
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パパ

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 いよいよ関東地方も入梅間近ですが、今日は蒸し暑い一日でした。

 「シャワーのお湯が出ない」とセルゲイ君に呼び出されて様子を見に行ってきたら、ボイラーの灯油がなくなっていました。
 シャワーを浴びていたらだんだん冷たくなって、最後は完全に冷たい水になってしまったそうで、「ウラジオストクのようだった。」

 24歳にして1歳半の息子がいるセルゲイ君ですが、結婚したのは21歳の時。「妻が結婚を承諾してくれるまで本当に苦労しました。」彼女の信頼を得るために2年間必死に働いたそうです。でも、結婚してからも手を抜けないのはいずこも同じ。
 子供も生まれて今住んでいる3LDKのアパートを買ったために、「今度は子供に良い教育を受けさせるため、もっと働かなければならない」と日本に出向して、カップヌードルを食べながら必死になって働いています。パパは大きな責任を背負っています。

 夕方、自転車で2km離れたスーパーに夕食を買いに行き、惣菜コーナーで「半額」のプレートがついた弁当を買ってくるのが日課になったようで、「半額」を読めるようになりました。今日は「2割引」「3割引」を教えました。
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ラ・ニーニャ

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 北海道には梅雨が無いといわれていますが、やはり6−7月は雨が多いそうです。緯度が北に行くほど梅雨前線の影響は低くなりますが、北海道とほぼ同じ緯度のウラジオストクも6−7月は雨の日が多くなります。
 ウラジオストクは霧の多い街ですが、霧の日は傘を差していてもジンワリといつのまにか衣服が湿ります。

 ラ・ニーニャ現象が起きているのでこの夏は梅雨が短く猛暑になると気象庁が発表していました。ビールが売れる夏になるのでしょうか?

 国民年金未払い問題で問い合わせが殺到し、社会保険庁が混沌としているこの何日です。自分の老後のことですから真剣になるのも当たり前ですが、古いデーターはマイクロフィルムに保存してあって、そこから見つけ出すと言うのですから大変な作業になります。市区町村の手書きの記録など残っていないのではなかろうか?

 転職など少数派と言う前提の国ですから、何回も転職を経験した人たちにとって年金問題はややこしくなりそうです。

 難しいことはよして「全部チャラにして、65歳になったら出しましょう。」にして、出直せばいいのに。そのほうが人件費も浮くような気がします。それより、将来をになう子育て中の人たちになんらかの保護が必要ではなかろうか?

 ソビエト崩壊のドサクサでソ連の機密文書などが大量に世に出ましたが、細かなメモまで保存してあったのには驚きました。
 今でも内務省など個人の細かなことまで情報を記録を保存しているらしいと言われます。
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こだわり

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 先週来日したセルゲイ君の日本での生活の様子を伺いました。
 朝ごはん食べた?「シーフードヌードルを食べました。
 お昼ごはんは?「シーフードヌードルの大きいカップを食べます。」
 夕ご飯は?「シーフードヌードルを買ってきます。」
 何かと器用なロシア男性なのに、料理に関しては奥さんが料理上手なので「お湯を沸かすだけ」なので、カップヌードルを食いつないで滞在期間を生き抜くようです。

 これで栄養バランスは大丈夫なのか?不安なのでスーパーの惣菜コーナーで野菜サラダを買って行きましたが、日本とロシアの場合、双方の国際免許が通用しないので、ロシアの免許では自動車を運転することができず、近くにスーパーなどがないと不便です。

 スーパーもなければ食道も近くに無い場所なので、しばらくは惣菜で持て土産に顔を出そうかと思っていますが、2週間後にはもう一人エンジニアが来日するそうで「料理の得意なスタッフが来てくれることを願っています。」

 「グルメ」や「うまい」「まずい」なんて日本人が口に出してはばからなくなったのは20年前のバブルの始まり頃だと思いますが、かつては男性が食べ物についてあれこれ語ることは品の良いことではなかった気がします。

 「こだわりの…」よく料理のうたい文句に使われていますが、「こだわり」は「執着」につながるネガティブなイメージを表す言葉なのだそうで、「熱心」とは異なります。
 「凝った」と表現すべきところを「こだわり」が用いられるようになったのも、20年ほど前のグルメブームの頃からだと思います。「こだわり」の行く先は「あきらめ」なんですが。
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高田馬場

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 伯母の法事で東京に行ってきました。
 上野駅でこんな看板を見つけました。


 午前中で法事は終わるので、時間があれば見に行こうかなと思ったものの、これはこれで日を改めて来た方が良かろうと、もっとごちゃごちゃした東京見物をしました。
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 久し振りに高田馬場に出かけてみました。私の印象の中では、若者の夢や希望なんてものを食い物にしている屈折した街ですが、なつかしい街です。
 やりたい事は山ほどあっても現実にはどうにもなら無い歯がゆさに悶々としていた若者の姥捨て山のような街でしたが、最近の若者は屈折していないのかな?
 先週はハンカチ王子の活躍で野球で優勝し、提灯行列があったそうですが、その騒ぎも見る影も無い静かな日曜日でした。
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 この何日かの雨の影響で神田川が増水していました。あの名曲の舞台になった水路です。
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 卵を持っていない子持ちシシャモを出す店や。イクラ飲んでも酔わないビールを出す店だとか、飲むと腕に赤い斑点が出る酎ハイを出す店など、恐いもの見たさというよりも「安けりゃ多少の犠牲はかまわん」と友人たちと乗り込んでいった居酒屋など消えていました。

 学生時代によく通った定食の大戸屋。値段格安でフリカケかけ放題がありがたかったものです。
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 それにしても、しばらく来ないうちに屈折した通りもさま変わりしていました。
 私が学生の頃には雀荘や焼き鳥屋などが立ち並び、女の子など連れて来るには気の引けるような胡散臭い通りだったのですが、これでもきれいになったと感じました。 
 友人たちとよくたまり場にしていたおでん屋があった場所だと思うのですが、タイ料理の店になっていました。
 この吹き溜まりからいつか脱出してやると、焼酎飲みながら論議したものですが、果たして今の自分がその時代に見えていたか?およそ想像もしていなかった生き方をしています。
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 およそ「国際化」には程遠い街だったように思えましたが、床屋さんを挟んで韓国焼肉、インド料理に中国料理、そしてトルコ料理の店が並んでいます。それでもまだ胡散臭さが残っている。
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 わが青春の名曲喫茶”あらえびす”があったあたりはビルが建っていました。
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器用

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 郊外の森にダーチャと呼ぶ畑つきの別荘を持っているロシアの人々。ダーチャの建物など自分たちで作ってしまいます。
 親しい人たちのダーチャ作りを手伝ったり、手伝ってもらったりしながら技術を身につけてしまうようです。
 日曜大工などは男性の仕事で、必須条件のようなもので、できて当たり前。
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 木曜に来日したロシア人男性は技術者と言うこともありますが、およそ人が住めそうも無い宿舎を、あれよあれよと改修しています。
 夜は真っ暗になる廊下に廃材の電線で明かりをつけてしまい、今日はエアコンと洗濯機を買ってきて自分で取り付けてしまいました。

 この土日のうちにお風呂まで作ってしまうと言うので湯船を運ぶのを手伝ったり、水道管の配管などを手伝いましたが集中力が高いので仕事が速い。のんびりしている時と集中する時の格差がすごいロシア人の底力。

 日曜は私が東京に出かける用事があり手伝えないので、少しでもコマを進めておこうと一生懸命でした。

 パソコンは苦手と言うので、インターネットに接続できるようにLANケーブルを引いたり、ロシア語OSの設定などをやってきましたが、悪戦苦闘しました。

 もう一つ”勝った!”と日本の勝利に酔いしれたのは料理。奥さんが料理上手なので自分ではまったく料理ができないそうで、台所はお湯を沸かせれば十分だそうです。職場から住まいが近いこともありますが、お昼は自宅まで戻って、奥さんの手料理を食べているのだそうです。
 同じロシア女性でも随分違うんだな。どこかのロシア奥さんなんか料理は食べるのが趣味で「作るのはあなた」と作りもしない。作らせればとてつもなくまずい料理を作るので、得手不得手もありますが、お湯だけ沸かせばすむような夫になりたい。
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不通

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 昨日来日したロシア人エンジニア。格安国際電話カードを買ってウラジオストクの奥さんに電話をしたけれど電話が不通。
 私の携帯電話から電話を入れても繋がらない。

 このパターンも良くあることで、向こうの携帯電話の料金がなくなっているケースがほとんど。

 ウラジオストクの場合、ほとんどの携帯電話は料金前払い製のカード式で、残高がなくなると料金を積み立てる方式。しかも、携帯電話の場合電話を受けるほうにも料金が発生します。そのため、かかってきた相手の番号を見て、心当たりの無い番号なら出ないこともありますが、国際電話など相手の番号がわかりません。

 料金不足についても民族性なのか、残高が尽きて繋がらなくなってようやく料金を積み立てに行く人がほとんど。

 案の定彼の奥さんの職場に電話をしたら残高ゼロで携帯電話が不通になっていました。
 この夫婦は1歳の子供がいるようですが、近所の老夫婦にあずけて共働きしているそうです。

 最近、新しいビルが次々と建てられているウラジオストクですが、住んでいると、そんなに大きく変化をしているように感じられないようです。
 何ヶ月か離れて見ると急激な変化をしているように見えます。
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 変わらないのは人々の心情でしょうか?

 山岳会の先輩がチベットにトレッキングに出かけ、無事帰国したようなので、ラサの話を聞きに行ってこようかと思っています。
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来日

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 ロシア人技術者を迎えに新潟空港まで行ってきました。日本へは何回か着ていて、今回は船で富山に来ると言う話だったのでそのつもりでいたら、ギリギリまで話が二転三転して、要はロシア側がどうなっているのか把握できていなかったようで、”まあ、よくあることだわな”と私は慣れっこでしたが、受け入れる会社は右往左往です。

 当初の話では2名来ると言うことでしたが、やってきたのは一人。もう一人は何日か後に来る予定ですが、いつ、誰が来るのか「それは会社が決めることなので、聞いていない。先のことはわからない」。
 毎度のことさ、それもまた人生。

 24歳で息子が一人いる青年ですが、紳士で寡黙な典型的なロシア男性。

 最近ロシア人をはるかに凌駕するいい加減な民族とお付き合いが増えているので、これでもロシア人が几帳面に見えます。
 ウガンダのバイヤーなど成田に迎えに行っていつまでたっても出てこないので、ウガンダの会社に電話したら当人が「そのうち行く」と電話に出たことがありました。こうした人たちは見るからにいい加減ですし、明るいと言うよりも陽気に近い朗らかさがあります。

 ロシア人は「長いものにはまかれろ」余計なことに首を突っ込まないクールなルーズさなので、こちらがそれにあわせてルーズなことをすると機嫌をそこねます。

 週明けにメールを出しに来ると言っていた女性会員が週末になっても事務所に顔を出さないのが毎週の気がかり。
 「また土日に事務所に来ることになりそうです。」と女性スタッフがぼやいていましたが、「日本人は頭で考えるから形にこだわって中身を見落とすので、どうすれば心を感じるようになりますか?」検討課題です。

 夜、昨夜に続いて激しい雷雨。危ないのでパソコンなどの電線を抜いて蝋燭を用意して雷雨が過ぎるのを待っていました。
 本を読んでいたら音と光がほぼ同時にものすごい爆音が響き停電。復旧まで10分少々蝋燭で過ごしましたが、とても本を読めるような明かりではありません。電燈の無い時代はこの明かりで本を読めたのだろうか?明かり一つでもありがたいものです。
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消極的

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 幸せは歩いてこない だから歩いていくんだよ
 昔こんな歌が流行りました。

 全部がそうではありませんが、ロシア人はおおむね積極的に物事を切り開いていく気概に欠けるような傾向があります。
 中国人はダメで元々と積極的に自分のやりたい事を実行しようとする人が多いのですが、ロシア人は「待ち」の姿勢で腰を上げない。それでは要望は無いのかといえば山ほどあるけど、自分で一歩を踏み出そうとしない歯がゆさがあります。

 ある面、日本人の消極性に通じるものがありますが、マイナス思考の日本人のように、リスクを先に考慮して動こうとしないのかと思えばそうでもなさそうです。腰は重いが楽天的に物事が自分に都合よくなると考えている。

 消極だからとこちらがリードするしかありませんが、向こうの思惑をはずしてリードしてしまえば機嫌が悪くなる。
 とかくこの世は住みにくい?

 何もアクションを起こさないで思い通りにならないと怒り出すロシアの奥さん達。でも、「ことが動けば暴走するからそれもまた厄介だよね。」

 二人の息子さんを持つ友人のカップル。子供達は二重国籍です。奥様は上の子供には日本国籍を取らせ、下の子供にはロシアの国籍を取らせると当人達の意思などこれっぽっちも考えないで計画しているようです。
 「お兄ちゃんは気持が優しいから日本人。弟は打たれ強いからロシア人でも大丈夫。できれば弟は寄宿制度のあるロシアの学校で学ばせたい。」
 その打たれ強い弟はまだ幼稚園児で、幼稚園から帰ってくると哺乳瓶でカルピス飲んでいるのだけど甘えん坊でも大丈夫なのかな?甘えさせても甘やかさないロシア式子育てなら大丈夫か。

 「子供のことでツァーリッチナ(女帝)にたてついたってヒステリックになるだけなんで黙って言わせておくけど、時々ブレーキふんでやらないと本当に話を進めてしまうから厄介なんだ。」

 怠惰に近い消極性のほうがいいのか?猪突猛進の積極性がいいのか?その中間が無いところがロシア的?
 日本人ってバランス感覚に優れていると思います。


 夜、激しい雷雨になりました。停電になり、インターネットは深夜まで不通。雷雨の雲は東北から北海道方面に向かったようですが、梅雨前線はまだ沖縄付近から北上時ていません。
 天気図を見ると複数の低気圧を高気圧が取り囲む状態で、この時期にあまり見かけない気圧配置に思えました。
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果実酒?

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 私の仲間内では極めて評判の良い日本土産と言えば梅酒。それも、ビンの中に梅の実が入った梅酒は人気ですが、ビンが割れるので手荷物で預けるには気がかりですし、テロ対策のために液体は機内に持ち込むことができない。
 紙パックに入った梅酒でも十分なんですが、最後にビンの中の梅の実を食べられないと張り合いが悪いようです。
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 梅酒をロシアのウォッカで作ってみたことがありますが、食前酒にするには強すぎる感があります。
 以前、尾瀬に行った時にコケモモ(山に生えているブルーベリーの類)の実がたくさんなっていたので積んできて、ウォッカでつけたことがあります。
 アルコール度数が高いためなのか実の紫の色がきれいに抜け出て、眺めるだけでも楽しい色合いのコケモモ酒ができました。

 ウラジオストクの友人は中国で高麗人参を買ってきてウォッカで漬けて高麗人参酒を作っています。彼のお母さんが寝る前に飲むそうです。
 あるこーる度数が高すぎないか?と聴くと、「私達はこの強さになれています。」
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行列

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 行列のできるラーメン屋が取りざたされるようになったのは昭和の末期の荻窪ラーメンブームの頃ではなかろうか?
 行列ができると言うことで話題が先行して人を呼び込んでいたように思えましたが、行列など縁の無い田舎者にとって「並んで待つ」行為は苦痛で、列に並んでまでラーメンを食べようなどとは思えませんでした。

 ソビエト崩壊後のロシアでは流通混乱のためにパンやハムを買うために行列がありましたが、こうした記憶が生々しい人たちは30代以上になったと言われています。

 食べ物を買うために行列することはなくなりましたが、パスポート申請や役所の窓口など行列ができて当たり前。市民並ばせておいて「お昼休み」と2時間も窓口を閉められても、「これは仕方長いこと」と我慢強く並んでいるロシア人。
 でも、ラーメンを食べるために行列する気にはなれない?
 
 私の地元で唯一行列ができるスタミナラーメン。昔からあったラーメンですが、いつのまにか有名になってしまいました。 



 トウモロコシ畑のタヌキよけにするトタン板を買いに古物屋さんに行ったら、お茶代わりに缶コーヒーを貰いました。その場で飲んだらなんかおかしい。コーヒーの中にツブツブが混ざっている。しかもイチゴミルクのような不可思議な香り。
 ”なんだこりゃ?”と吐き出したら、缶コーヒーの中のミルクが固まって粒になっていました。缶の底を見たら賞味期限は1999年12月まで。
 ひどいものを出されたものだ!と古物屋のオヤジさんに見せると「10年くらい前に倒産した土建屋から荷物を引き上げてきたときこの缶コーヒーがあったような気がするな。まあ、なんたってうちは古物屋だから。ハハハ・・・20世紀ものじゃねえか。こういうのは価値が出ねえもんかな。ハハハ。」


 飲み込まなくて良かった!
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雑談

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 YAMAHAで醤油を作っている?ヤマハではくてヤマサでしょう。
 松下もナショナルもパナソニックも同じ会社です。
 トヨタのセフィーロ、トヨタのミツビシ(ランサーでした)etc、不思議な解釈が次々飛び出してくるのにも慣れてしまいましたが、これもまた楽しいものです。

 嫌われ者のスターリンを「ロシア人」と呼ぶと不快をあらわに「彼はロシア人ではないグルジア人だ。」
 グルジア人に言わせれば「グルジアにはスターリンと言う指導者はいない。」スターリンはペンネームでヨシフ・ビサリオノビチ・ジュガシビリが本名。
 革命家は本名を隠してお互いをコードネームで呼び合っていたので、レーニンも本名はウリャーノフです。

 ハルビンに買いだしに行ってきたウラジオストクの友人が、ハルビン市内のロシア料理店に行ったら、誰がどう見ても中国人のウエイトレスが「オクサーナ」や「エレナ」などロシア名の名札をつけていて、「キリル文字を読めるのか?」と聞いたところ「わからない!」。
 以前、私がハルビンで行ったドイツ料理店でもウエイトレスやウエイターが「キャサリン」や「アンソニー」などおよそドイツらしくない名前の名札をつけていて、”新宿のオカマパブみたいだ”。

 ハルビンとウラジオストクを往来していた頃、平均的な身長はハルビン人のほうがウラジオストク人より高いかな?と感じていましたが、圧倒的な差は女性のお尻の大きさ。コーカソイド女性は巨大なお尻を持っています。
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 先月、マレーシアに出したコンテナーにご禁制のエッチな本をつっこんで送りましたが、到着して荷物を引き出して「もう大変よ。役所見つかったら大変よ。驚いた。」
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 来週ウラジオストクから来る研修生の受け入れについて聞きに行ったら、飛行機ではなく富山まで船で来るという話。
 原油価格高騰で飛行機仮名上がりしていることや、持ってこられる生活必需品の荷物の問題などで船を選んだそうです。

 寮というよりは「収容所」に近いひどい部屋に住むことになるので、確実にトラブルが起こることうけあいですが、何日で帰るか?と影では賭けの対象になっているようです。

 「日本人だ、ロシア人だ、ではなく、あれは人間が住むところではない。」ともっぱらの評判。
 人を粗末に扱うことで悪名高い会社なので、先が思いやられます。

 船と言えば、北朝鮮から木造の漁船で脱北してきた難民が発見されたようで、木造船だったために海上保安庁のレーダーにひっかからなかったようです。

 二十数年前にはベトナムからのボートピープルが取りざたされました。
 私の友人のカナダ人のお母さんもベトナムからのボートピープルで、日本経由でカナダに移民しました。
 「人権」「人道」を高らかに謳いつつ、他人事ならともかく実際に直面すると「関わりたくない」と冷たい日本。
 このとき日本から冷たい待遇を受けたことを快く思っていないようですが、亡命先のカナダでは「さらに厳しい現実が待っていた」。それでも手に入れることができた「自由」です。
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ミスコン

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 ミスユニバースに数十年ぶりに日本女性が選ばれたそうで、ウラジオストクの女性スタッフ曰く「パンダのような顔をしています。」
 私もちょこっとテレビニュースで見ただけですが、目の周りがアイシャドーで真っ黒でタヌキみたいだなと感じました。

 かつて酪農関係の外郭団体に勤務していた頃、今頃の季節になると「共進会」なる牛のミスコンが開催されていました。
 農家がご自慢の牛を会場に連れてきて育ち方を競うわけですが、これには体型の基準になるマニュアルがあり、共済や県の農政課の獣医たちが順位をつけます。
 賞品がトラクターのエンジンオイル20リットルとか、スコップなど現実的です。

 この牛のミスコンの傍らでミス・デイリーやミス・アグリが選ばれ、つまり、農家の娘さんのミスコンなんですが、牛のように会場を引き回して品評するわけにはいかないので、事前に農家を回って根回しして当日会場に来てもらいます。
 優先順位は農家の娘。そして、農家に嫁いでくれそうな娘さん。
 容姿なんかどうでもいいから、農業後継者の嫁になりそうな女性を優先しろ!のミッションを受け「評判を聞いて伺ったんですが、必ずミスか順ミスに選びますので、おたくのお嬢さんに是非参加して頂きたい。」とお願いに行ったことがありました。
 1年間はその分野のイベントに参加したり、会報の取材と言う名目で農家訪問をして「おらが息子の嫁に来てくれ」が待っています。

 そういえば、かつてはミス・リンゴクィーンやミス・サクランボなんてミスコンもありましたし、ミス・山ウド娘など”選ばれて嬉しいのか?”と疑いたくもなりましたが、こうしたミスコンが縁で農家に嫁いでくれた女性もいたのでそれ相応の意味はあったのでしょう。

 ミスユニバースはその頂点のようなもの?なんでしょうが、およそこの界隈の農家に嫁に来てくれるような女性が出場するわけでもなく、煮ても焼いても食えない美女選び?
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