大泉町の「大泉カルナバル」に行ってきました。大泉町はスバルをはじめ自動車工業の町なので、ブラジル人を中心に人口の一割を外国人が占める町。
かつては7月末の大泉祭りに町内在住のブラジルの人たちがサンバカーニバルで参加していましたが、不況のあおりでサンバの参加がなくなって数年。パレードこそ無いものの、サンヨーの工場の体育館を借りてサンバフェスティバルが復活しました。

雨の中、例によって多国籍軍を引き連れて出かけました。
ブラジル人のほか、地元大泉町の和太鼓や、サムルノリを演奏する韓国の人たちも参加していました。

中国の打楽器演奏には銅鑼などの金属音がつき物ですが、日本の太鼓の演奏には金属音はあまり用いられません。
韓国のサムルノリはその中間のような音の組み合わせです。

打楽器の迫力のすごさときたら、演奏が終わると三半規管が麻痺して平衡感覚がおかしくなるし、振動で顔が痒くなりました。

なんと言ってもサンバと言えば、これ。

ロシア人一人とマレーシア人一人、それに日本人一人が「ブラジルに移民しよう!」と魂を抜かれていました。
サッカーで勝てなくったって、バレーボールで負けたって、格闘技で足蹴にされても悔しくないほどで「いい国だなぁ!ブラジル。」
ダンスにかけてはイチモツ持っているロシアの女性たちだってこのノリにはかなわない?
かぶりつきでカメラを構えてたむろしているいやらしい目線のおじさんたち。「あんたもその一人でしょう!」と言われても”芸術だって!、芸術性の違いだってば”

育ってきた環境の違いなんでしょうか?日系ブラジル人と日本製日本人のリズム感の違いのようなものを感じました。
浅草から日本人のサンバチームも来ていましたが、切れ味の鋭さや乱れないまとまりなど完成度は別格でした。でも、あまりにもしっかりと完成されて、まとまりすぎているので「なんかちがう?付け入る隙が無い!」
微妙なずれ方、と言うより見せて聞かせることよりも、自分勝手に楽しんでいるのが、大味の味わいでしょうか?
雨のために外でやる予定だったサンバ教室やカポエイラのイベントは中止されてしまいましたが、大いに楽しんだ一日でした。

私の親戚にもブラジルに移民し、現在日本に戻ってきている一家がおり、大泉とは別の街に住んでいますが、会場で顔を合わせてしまいました。
すっかり気分はブラジリアンになってしまった多国籍軍おじさんたちは、この親戚の招待で打ち上げパ−ティーにまで乱入。
「今度ブラジルに移民しよう!」と、ブラジル料理を食べましたが、これが「おいしくない!」「ロシアの奥さんの料理のほうがまし。」とすこぶる評判が悪く、香辛料もあわないし、肉料理など「石のように固い。」
ロシア料理のほうがおいしいと思う。