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祝日

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 八重桜の季節になりました。個人的には早咲きのソメイヨシノよりも、これから咲く八重桜や山桜のほうが色が濃くて好きです。


 沼田市の柳波祭りに行ってきました。童謡の作詞者の林柳波にちなんだイベントなので、小学生をはじめ、コーラスグループが多数出場します。
 
 「男性のコーラスはないのですか?」と指摘されましたが、確かに男性コーラスどころか、混声合唱団もありません。
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 午後から吹き割りの滝を見に行きました。
 雪解け水の季節なので、川の水も多かったようです。
 真っ先に歓声を上げたのはシリアの二人。「水が銀色だ!」と大はしゃぎしていました。
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 メールに添付して国で待つ家族に見せると写真をとりまくっていました。
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 ♪ここをクリック♪
 ロシアの混声合唱団
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昭和

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 「明日は何の休日ですか?」と聞かれ「みどりの日」と答えたものの、カレンダーを見たら「昭和の日」になっていたことに気がつきました。
 
 最近、「昭和」が随分と昔のことのように思えてくるようになりました。20年も経っているのですから当然かもしれませんが、そんなに大きな変化がなく生きてきたように思いつつも、昭和の映像などを見るとこんな時代だったのか?と、懐かしくかつ、驚愕することもしばしばです。

 ソビエト崩壊が91年末ですから、今年の年末で17年目。日本で生活する若いロシア奥様達はソビエ音時代の記憶が少ないけれど、アレクサンドル氏はこのとき既に30代。「生活が大変な時期もあったけれど、自由は別物だ。」と言います。

 酒豪のアレクサンドル氏ですが、若い頃はスポーツ選手だったので、体に気をつけてほとんど飲まなかったそうです。ソビエト末期にゴルバチョフが禁酒政策を打ち出し、職場の仲間が酒を買うのに苦労したり、密造酒を作ってまで飲むのを面白がっているうちに、自分でも飲むようになってしまったそうです。
 同じ世代の仲間がアルコールで体を台無しにして、死んでしまう人も少なくなかったようですが、「死んでしまった人たちはまだ幸せなのかもしれない。」ソビエト崩壊後の混乱期にアルコールにおぼれて、体を壊したものの、今もその後遺症に悩まされながら生きている人たちも多いそうで、「アルコールはひと時悩みを忘れさせるが、そのあと、何倍もの悩みがかえってくる。彼らはアルコールを飲むことを楽しんでいないから、苦しみからは抜け出せない。」と深い言葉です。
 酒豪のアレクサンドル氏がアルコールにおぼれなかったのは、奥さんがいたことや、元々物事気にしないのんきな性格や、強靭な肉体があったからだと当人は分析しています。

 4月29日は沼田市で稚児行列の祭りがある日なので、外国人達を連れて行く予定を組んでいます。
 アレクサンドル氏は出店で生ビールを飲むことを楽しみにしていますが、アルコールご禁制のシリアの二人はトルコ人のドネル・ケバブの出店に行くことを楽しみにしています。
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みやげ

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 今日は1日雨でした。
 昨夜、ネコをじゃらしていたら、不覚にも私がそのまま眠りこけてしまいました。明け方、目がさめたら私が床に寝ていて、ネコはベッドにもぐって寝ていました。

 昼時、どう見ても中央アジア系の濃い顔をしたロシア人に出会いました。私たちがロシア語で話していたので興味深そうにこっちを見ていましたが、向こうから声をかけてきました。
 ロシア人というよりも旧ソビエト人というべき中央アジアの出身者ですが、現在はロシア国籍で日本で生活しているとのこと。奥さんが日本人なので日本語はペラペラ。

 「珍しいですねぇ。ロシア語を喋る日本人は珍しいですねぇ。」と感心していましたが、環境的にはお互い似たようなものだと思うのだけれど。

 夕方、デジカメが欲しいというシリア人のマホメット君を連れて家電センターに行きました。彼らもまた「maid in Japan」に執着しています。一つ一つ底のシールを見て選んでいましたが、パナソニックは漢字で「日本製」「中国製」と書かれているので、これはmaid in japanだよ!と教えても「日本の文字はわからない」と半信半疑。
 それでも価格の問題でそのパナソニックにしましたが、メモ用紙に「日本製」をmaid in Japan と翻訳して書いてくれ。と、日本製のみならず「中国製」「マレーシア製」「インドネシア製」「タイ製」と他のサンプルも書かされました。シリアで「日本製?」と聞かれたときにこのメモを見せて説明するのだとか。

 ムハマンド君はホームセンターで娘と息子のお土産を探していました。4歳と3歳のお子さんがいますが、日本の花火が好きなのだとか。まだ花火には早いと思っていたら、既に店頭に並んでいました。「これ荷物に入れて大丈夫なの?」と心配ですが、「見つからなければ大丈夫!」。

 彼の3歳の娘さんは機械に挟まれて指を三本切断してしまったそうで、「私の不注意でした。私はこの娘のために生涯を捧げるつもりです。」と、この娘さんのことをことのほか気にしていました。 
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穀物高騰

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 大豆、小麦、トウモロコシなど穀物相場が高騰して食糧不足に陥った国々で、パンの配給で並ぶ人たちの映像が流れました。
 「私たちは15年前に経験した。珍しくも無い光景。」と、思い出したくも無いといわんばかりに冷ややかなロシア人。

 日本だって60年も遡れば似たような光景がありましたが、そんな時代を経験していない人たちが世の中の中心に座る時代になりました。

 4月に入って牛乳をはじめ食料の値上げが相次いでいますが、値上げしても手の届かない価格になるわけでもなく、手に入るだけは良いのかもしれません。

 穀物高騰で深刻な食糧不足に悩まされる国々では、パンを巡って暴動も懸念されているようです。

 日本で言うなら「米騒動」。記憶に新しいところでは1993年の記録的な冷夏で、田んぼの稲が実をつけなかった年がありました。
 マスコミが騒いだこともありましたが、農村の人たちの目には米を買いあさる人たちを見て「意外にもろい日本人」と感じたものでした。
 この年は、自分で耕作していて、夏は寒かったものの、秋は天候に恵まれて秋野菜が良く取れたので、二期作をやっている地域では早場米が順調になるだろうと予測できました。事実、3月までは米不足と騒いでいたものの、4月になったら早場米が出てきて米のバブルも崩壊しました。
 この騒動に乗じて米の輸入解禁になり、タイ米が日本に大量に入り込んできたものの、どこに消えてしまったのだろう?

 そういえば、この米不足の年は苗を作るのに籾を蒔いても芽がふかず、「今年は米が芽を出したがらない」なんて話題になったものですし、今頃の季節ももっと寒かった気がします。

 自給自足の強さを一番良く知っているのはロシア人で、大方の家庭では郊外にダーチャと呼ばれる家庭菜園を持っており、そこでジャガイモなどの野菜を作っているので、パンやハムの配給で並んでも、食べるものが無いというわけではありませんでした。

 考えてみると農業は相場に左右されるので、時として人の不幸は蜜の味、他所が不作で自分だけ豊作というのが一番おいしい話。
 穀物相場の高騰と聴くと、大豆を作ろうか、トウモロコシをなどと腹積もりはありますが、自分で食べて残りを売る程度の力しかありませんし、自分が食べる前に熊や猿にやられてしまうのがこの近年です。
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偏見を交えて

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 文化の違い?文明の違い?それとも民族性?
 私の周囲の外国人を独断と偏見に満ちた目線で見た国際比較。個人の素養によるところが大きいけれど、民族性を感じることもしばしば。

 同じ仕事をするにも国によって随分違うものです。
 スピードは遅いけれど、丁寧で几帳面なロシア人。計画性もしっかりしているけれど、それを前倒しにしてスピードアップするような気力は見せない。自分の能力を超えるような冒険はせず、黙々と毎日自分の仕事をこなしています。
 時差が少なかったり、ネットのシステムができているので、気になる商品があるとカメラで撮影し、リアルタイムで本国からの指示が入ってきます。昨今の日本人よりもよっぽど几帳面で手堅い感があります。
 ビールなんかいくら飲んでも酔わないし、二日酔いもしない強靭な身体能力。

 ほとんど計画性はないけれど、猛烈に働き、力尽きてダウンするのがマレーシア人。決断力も早ければ、失敗も多く、でも気にしない。雑だけれど、ロシア人の4−5倍のスピードで仕事をこなす反面、体力が無いからすぐに体調を崩すので、顔色を見ながら調整してやれば有能です。
 時差も1時間程度なので、本国との連絡も簡単ですが、これもまた即断即決でスピーディー。
 基本的に体力が無いので、腹が減ると極端に動きが落ちます。

 だらだらと抑揚なく延々と働き続けるのがシリア人。休日も夜も関係なく、昼飯を抜いても平然とトロトロと仕事をし続けますが、慌てずあせらず「インシャッラー」と淡々としています。
 几帳面とは程遠いのですが、タフネスぶりはロシア人を上回るかも?

 メチャクチャなのがドミニカ人で、几帳面とは程遠く、働く時間よりも歌を歌う時間のほうが長い。仕事は遅いがダンスは上手。絶望的なまでに陽気なので、商品買い付けに行くのに契約書の書類の入ったカバンを忘れてもギターを持ってくるような人たち。
 どんな状況でも人生を楽しもうとする前向きさは勇気付けられます。

 クールで我慢強いイラン人。「私が失敗すると、イラン人全てがダメに思われるでしょう。」と、真面目な男ですが、「イラン人はずるくて怠け者だから、そう思われたくない。」と気を使っている人なので、彼個人については周囲からの信頼も厚いです。

 それぞれ個性的で、一人ひとりの個性が強烈なので、相手の個性に合わせて接しています。
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サクラ

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 この季節に日本に来て桜の花を味あわせずに帰せるか!と、シリア人とロシア人を引っ張り出して桜見物をしました。
 シリア人の二人は桜を見たことがなかったので大はしゃぎでした。


 ロシア語とフランス語しか喋れないアレクサンドル氏と、英語とアラビア語のシリア人。共通言語が無いので日ごろ会話が成り立っていないけれど、こういうときには身振り手振りで意思疎通できるようです。
 お互いのデジカメでスナップを撮り合っていました。
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 桜のほかにはぶどう園のブドウの白い花が咲き頃でした。ブドウは4000年前のエジプトの壁画にも描かれているので、中東で栽培されたものが北はヨーロッパへ、東は日本まで伝えられたもので、日本に入ってきたのは遣唐使の時代だと聞いたことがあります。

 彼らが興味を示したのは鯉のぼり。「これはサムライの目印か?」には笑ってしまいました。映画で日本のサムライが旗を立てて馬に乗って戦をするシーンを見た頃があるそうで、鯉のぼりがその旗だと思ったそうです。

 それにしても、桜の木が見栄えの良い花をつけるまでの年数を慮れば、まさに気の長い将来へ向けての植樹です。
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 最後に湖のほとりで記念写真。
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日本製

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 ハルビンの西郷ドンから「日本製のデジカメを買って送ってください」と以来があり、電器店に行って探してみると、キャノンとパナソニックとソニーの比較的高い機種にしか存在していませんでした。 
 ほとんどがインドネシア、マレーシア、タイ、中国製でした。

 26日までに届くように送ってくれといわれたので、早速EMSで送りました。なぜ26日?と考えると、長野で北京オリンピックの聖火リレーが26日。もし何か事件が起きれば日本から送られてくるものに影響が出たり、日本製品不買運動などが置きかねないと、一歩先んじて懸念しているようです。

 それにしても、一頃家電製品で猛威を振るっていた韓国製をほとんど見かけなくなったばかりか、中国製もタイやインドネシアが台頭してきてから、安価なものが中国製、その上のランクがタイやインドネシアになってきました。
 ベトナム製の弱電製品もお目見えしてきたので、これが伸びてくるとさらに押される中国製になることでしょうが、それでも日本メーカーのブランド力の賜物というべきか、気にしなくても使えます。

 西郷ドンたちにとっては「maid in Japan」の表示がステータスで、これを自慢の種にしているようですが、「中国で販売されているものには表示だけ張り替えたものがあるので信頼できない。」と疑っています。
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暮らしやすさ?

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 ロシア極東のウラジオストクなど、日本に対する興味や意識も強く、親近感を持っているようですが、当然のごとくシベリアから西に行くほど日本への注目も低くなります。

 ノボシビリスク出身のアレクサンドル氏は、初めて日本へ出向の話が来たとき、「まず最初に地図で日本を探した。」
 もちろん、日本がどこにあるかは知っていたものの、どんな国かもわからないし、どうやって行くのかもわからない。「本当にこんなところに行って大丈夫なのか?」と不安になったそうです。
 日本に行ってきた人たちから情報を得て、およそどんな国なのかイメージを持てたようですが、「若くないし、子供達のことを考えると冒険だった。」と最初の来日だったそうです。

 すっかり慣れてくると、「ちょっと出かけてくる」と気軽に日本に出向できるようになったようですが、最初の来日の時、彼の奥さんは、彼が再びロシアに帰ってこないのではないかと不安でたまらなかったようです。

 「日本は暮らしにくい」大方のロシア人の共通認識かもしれません。彼らが自国で築いた「暮らしやすさ」と異なる常識が多々あります。
 彼の会社でも日本出向後「二度と行きたくない」と、出向を断る人が3人に一人くらいいるようで、要は、いかにその土地に馴染めるかだと思います。神経質な人は異なる環境での生活は難しいもので、少し鈍いぐらいの人のほうが強いのかもしれません。
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大陸系

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 カザフスタンの歌です。
 大陸系というのか、中央アジアから西域の胡人や突厥の地の雰囲気が好きです。

 「コサックは恐いから近づかないほうが良い。」と、ロシア人の友人に言われますが、向こうのほうから近づいてきて、気軽に打ち解けられるのは、同じアジアの感性を持っているからだろうか?
 北方系アジア人のヤクート人やブリヤート人に対しても「恐い」という印象を彼らは持っているようですが、日本人にとっては特に恐いと感じる相手ではありません。

 ロシア人が彼らをいじめたからだろう!と言ってしまえばそれまでですが、シベリアにしても、極東にしてもロシア人が勝手に入り込んで住み着いてしまったようなもの。

 中国人の友人も同じようなことを言っており、蒙古人は恐いそうで、チベットのほうがもっと恐いのではないか?と言いたいところですが、このご時世には言えません。少なくも私には日本の隣国の中国人や韓国人のほうが「恐い」と感じます。

 隣接する国と仲がよければ国境など存在しないのですから、少なからず国境が存在する以上良からぬかかわりもあるわけで、警戒するのも道理。

 20年も遡れば、いつ日本に攻め込んでくるかわからない巨大な隣国が存在していましたが、ソビエトが崩壊したから安全というわけでもありません。やはりそれはそれで警戒するにこしたことはありませんが、人の往来が増えるにつけ、利害関係が増えるにつけ、「国取り物語」の影は薄れます。
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夜桜

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 夜桜を見たことが無いというアレクサンドル氏を、夜桜見物に連れて行ったら、右手に缶ビール、左手にヤキトリを持って桜の花に見入っていました。
 「ここは別の世界のようだ。夢の中のようだ。この光景は生涯忘れられないだろう。」と、すっかり心ここにあらずでした。

 彼のふるさとのノボシビリスクはライラックの花が美しい町ですが、ライラックの花も夕暮れに美しく映える花です。でも、「夕暮れにリラの花を眺めることなんかなかった。」
 「妻や子供達を連れてきて、この美しさを見てもらいたい。」といたく感動したようで、もう一本ビールを飲んでいました。

 当然、桜の花の下には花見客がシート広げて飲み食いしていますが、「日本人は素晴らしい独創性を持っている。この美しい花の中で、仲間と語り、おいしいものを食べる。あなたたちは人生の楽しみ方をよく理解している。」と感心していました。


 桜の美しさは散り際だと思うのですが、散った花びらが地面を覆う美しさも格別です。1週間ほどで二度三度とそれぞれ違う花の楽しみ方を味あわせてくれます。
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遺伝の話

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 優性遺伝、劣性遺伝。これは優秀な遺伝か、良くない遺伝かではなく、遺伝子として強いか弱いかで、人類存続に都合の良くない遺伝子でも強く受け継がれれば「優性遺伝」になってしまいます。

 人間の場合、父方の遺伝子と母方の遺伝子を受け継ぎますが、双方の遺伝子にその情報がなければ受け継がれないものが劣性遺伝。父方か母方のどちら飼いにその情報があれば受け継がれるのが優性遺伝になります。

 ハゲの遺伝子というのは実は劣性遺伝なのだそうで、父方と母方にその遺伝子情報がなければ出てこないのだそうです。
 たまたま床屋さんでここから遺伝の話になりました。隣で散髪していた先輩が見事に薄い人で、お父さんは全然そんな感じは無いので「どうしてかね」と話題になりました。
 この先輩のおじいさんがテカテカだったそうで、隔世遺伝。しかもお母さんのお父さんもテカテカ。双方にその遺伝情報があったわけです。

 課ののけの話題で、縮れ毛と直毛。この場合は縮れ毛のほうが優性遺伝なのだそうで、父方は母方のどちらかに縮れ毛の遺伝情報があれば、特徴的に現れる遺伝の一つ。
 日本人には直毛が多数派で縮れ毛は少数ですが、優性遺伝の縮れ毛の遺伝情報をもつ人が少ないから、劣性遺伝の直毛が主流になっています。

 もうひとつ髪の話題では、金髪も劣性遺伝の一つで、双方に金髪の遺伝情報がなければ金髪の子供は生まれません。
 欧米では両親ともブロンドヘアーで無いのに金髪の子供が生まれることがありますが、この場合、その双方の祖父母や親戚などに金髪がいて、元々その両親が遺伝情報を持っているケース。
 金髪の遺伝子情報を持っていない日本人との間には、金髪の子供は生まれません。せいぜい双方の間を取って薄茶色になるのが関の山。

 時折、病的なまでに金髪にこだわる方から「金髪の子供を作りたい」と、問い合わせが来ます。答えは簡潔明瞭で、「あなたにその遺伝情報が無い限りできません!」。

 目の色も同じで、青い目と茶色い目では茶色のほうが優性で、双方に青い目の遺伝情報が無い限り青い目の子供は生まれません。

 とは言え、何十世代も隔てて突然出る遺伝情報もあるので、あなたのご先祖はどこから来たの?と首をかしげることが起きないともいえませんが、通常はありえないことは起こりえない。
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公園

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 アレクサンドル氏とアレックス君。いかつい二人を連れて沼田公園に花見に行ってきました。
 このところ寒い日が続いたのでまだ8部咲きでしたが、来日暦数回のアレクサンドル氏はこれだけ桜の木が立ち並ぶところにきたのは初めてと、写真を取りまくっていました。

 桜の木の下でピクニックを楽しむ家族も多く見受けられました。
 アレクサンドル氏が「生ビール飲みたいと言うので、出店の立ち並ぶとおりを歩いていると、「あれ?どこかで見たような???」お子さんと一緒にいる日中カップルの会員さんらしき姿を発見。こちらも客連れだったので無礼とは思いつつも声をかけずに通り過ぎました。


 日本の古い家を見たいというので生方家住宅を拝観しました。
 「この家では冬寒くありませんか?」という問いかけに、日本の古い建物は夏の蒸し暑さに対して設計されていることを説明しました。

 シベリア内陸のアレクサンドル氏と、カスピ海沿岸の地中海性気候のアレックス君では、アレックス君のほうが日本に近い気候の中で育っていますが、「日本の夏と冬の厳しさは特別です。夏と冬では別の家に住みたくなる。」
 土壁の家は熱を伝えにくいので、竈や囲炉裏の火の熱での暖房も意外と効果があったのかもしれません。

 アレクサンドル氏は以前三重に赴任したときに見た忍者屋敷のことを思い出したのか、「忍者はいたのか?」
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 隣接する土岐家住宅は明治に西洋文明が入ってからの建物。ペーチカ(暖炉)を備えた旧貴族の家。
 冬は暖かかっただろうけど、夏は過ごしにくかったはず。
 階段などで使っている木材を見て「きれいな木目ですねぇ。」と玉木のケヤキの模様に感心していました。
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アレックス君の悩み

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 イラン人のアレックス君は外国人登録書の名前の欄にお父さんの名前が書かれてしまい、姓の欄には自分の名前が。
 市役所に間違いの訂正の申請に行きましたが、間違えて書かれてしまったのは彼の奥さんも同じで、自分の名前の欄にクリスチャンネームが書かれて、姓の欄にはアレックス君の名前。
 スペイン系の血を引く奥さんなので、本名はとんでもなく長い名前だそうで、アレックス君曰く、「私も全部おぼえていない。」

 提出する前に一度見せろと言ってたのですが、外国人登録はやったことがあるから大丈夫と二人で申請したものの、大間違い。
 「市役所の人たち、パスポート見ているのに何で確認しなかったんだ?」と、ぼやいていました。

 シリア人のパスポートなど父親の名前に母親の名前まで書かれています。マホメット君の名前などM・○○で、この「M」がマホメット。

 ロシア人の名前の構成は自分の名前、父親の名前を元にした父姓と家族の姓の三つで成り立っているので、ロシアの書類には記入する名前の欄が3つあります。
 姓と名前しかない日本人にとって、この3番目の空欄が気になりますが、これもまた文化の違い。

 日本での生活を選んだアレックス君の目下の悩みは永住権の取得で、彼の耳に入って最近の入国管理局情報では、永住権の取得が難しくなるか、永住権がなくなるという噂で、長いもので5年や10年のビザになるとのこと。
 もう一つは外国人同志の日本での婚姻ですが、奥さんの国での婚姻は成立したものの、彼の祖国、イランでの婚姻はまだ認められていません。理由は彼がムスリムで、彼女がカトリックの宗教上の問題。

 「日本は宗教が干渉をしないし、宗教差別が無いから、本当に暮らしいいです。それに比べて私たちの国は・・・」

 苦心苦労しながら日々過ごしています。
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アルコール

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 下界では桜が花盛りなのに、こちらはまだコブシの季節です。
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 4月に入ってから食料品の値上げが相次いでいますが、酪農家の友人に聞いたところ「値上げと世間が騒いでいるけど、生産者にとって値上がりした実感は無いし、経営が苦しいのはなんら変わりが無い。」
 輸入に頼っている穀物飼料がさらに値上がりしているようです。

 牛乳や乳製品を大量に食するロシア人にとって、乳製品の値上げは食生活を直撃しますが、「ビールがあれば牛乳などいらない。」と、大酒のみのアレクサンドル氏は平然としています。
 「いくら飲んでも酔っ払わないうわばみのようなロシア人がいる」と巷に噂が流れ、変な者がいるとすぐに興味を示す土地柄なので、昨夜もどこぞの花見に呼ばれてご馳走になってきたようです。
 ただ黙々と食べて黙々と飲むだけなんですが、当人も「私はこの土地の人たちに好かれているらしい。」と喜んでおよばれに行ったようです。

 2代目セルゲイ君は酒癖が良くないことを自覚していたので、日本では一切アルコールを飲みませんでしたが、大方のロシア人はアルコールに対する耐性が日本人よりもはるかに高いのが現実で、自制できない人は社会からはじき出されます。
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中国製

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 朝、洋品店を営んでいる従姉妹から電話があり、中国から直接輸入をしたいのだけれど、相手は日本語はおろか英語も喋れない様子なので、電話で応対できないか?と依頼されました。

 中国語の専門家の従姉妹がいるのでそこに依頼したら?と言うと「肝心な時に日本にいない!」。それなら、私の弟にたのんでみなさいとまかせました。

 夜、弟から電話があり、「こちらからの問いかけに曖昧な返事しか返ってこないから、やめたほうがいいとアドバイスしておいたよ。」
 現地に行って、物や人を見て判断するならまだしも、ネットやメールだけで判断するには中国の商習慣は危険すぎる。と厳しく釘を刺したそうです。

 最近は中国も安い衣料品などカンボジアやベトナム製で、maid in Chinaも決して安価ではありません。ハルビンの西郷ドンなど衣料品輸入のコネクション作りに1年近くラオスに行っていたくらいです。

 弟の勤務している会社では中国とインドネシアに工場を持っていますが、このところ生産の主流はインドネシアに移行しつつあり、弟もインドネシアの言葉を勉強しているような状態。
 「中国人も一生懸命勉強して働くけど、上がバカだからだんだん信頼がなくなってきた。」

 オリンピックの聖火リレーでの騒ぎを見ていると、中国が世界各国の反中感情に聖火で火をつけているような皮肉に見えますが、一般市民はそんなことも知らずにオリンピックを楽しみにしています。
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オリンピック

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 北京オリンピックの聖火リレーへの反対運動の多さに「やはり」と傍観していますが、中国に好意的と見られていたフランスでも過激な妨害行動が続発しました。
 チベット人権問題に起因しているとは言え、かつては(現在も)アフリカやアジア、南米などを植民地にて来たヨーロッパでこうした抗議活動が激しく行われる意味も大きい気がします。

 世界を回る聖火リレーなど、およそ、中国が背伸びしすぎた思いもしますが、オリンピックでは国力や国家よりも参加国の民度の成熟を痛感することがしばしばあります。

 アフガン問題で1980年のモスクワオリンピックボイコットのとき、USAにしたがってボイコットした日本と違い、ヨーロッパの国々は国旗を掲げないで選手たちが参加しました。
 これが世界と日本の成熟度の違いだと先輩に言われて納得した記憶があります。

 北京オリンピック本大会まで二転三転するような事件はまだ起きることでしょうから、万一開催が危うくなったときのためにアテネが控えている、なんていうのも安全かも?

 私と同世代のアレクサンドル氏はモスクワオリンピックの時に、USAや日本が参加しないことを特に気にしていなかったと語っていますが、表彰台に上るヨーロッパの国々が国旗ではなくオリンピックの旗を掲げていることが気になったそうです。

 彼は水球の選手で兵役も軽かったのですが、幼馴染がアフガニスタンで爆死しています。後にこのソビエトのアフガン侵攻が、西側のモスクワオリンピックのボイコットの要因と知った時に、親しい友人が「アフガニスタンの平和」のために死んだことを思うと「西側が身勝手だ」と感じたそうです。
 物事、双方に見え方があるものです。

 水球の選手でノボシビリスク代表として中国やチェコに遠征に行ったこともあるアレクサンドル氏ですが、ソビエトの強化選手には選ばれなかったそうで、「彼らは別の世界の人々。とても勝てる相手ではない。」
 それでも、「本当はモスクワとロスアンジェルスのオリンピックに出たいと思っていたんだ。」彼が言うには、ソビエトがロス五輪をボイコットした時「あの頃が私のピークだった」

 「次にロシアでオリンピックが行われるとしたらノボシビリスクだと思う」とアレクサンドル氏は予想しています。
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BBQ

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 雨の中、倉庫でバーベキューをしました。

 「日本の酒豪なんてたいしたことはないな。」と参加者がぶったまげたのはアレクサンドル氏。
 淡々と缶ビールを開けていましたが500mlのスーパードライを9本軽く飲み干し、顔が赤くなった程度で、その様子には何の変化も無い。

 その後片づけを手伝いながら10本目を空け、残り物で2次会をやると、そこでまた2本飲み干し、最後に500mlの氷結梅チューハイ2本飲んで「今日は良く眠れそうだ」と残ったチューハイ数本を手土産に帰りました。

 「あんな連中と戦争なんかしちゃぁならねえやなぁ。」と年配の人が驚いていましたが、350mlの缶ビール2本で幸せな気分になれる日本人も安上がりで立派だと思う。

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エアメール

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 3月19日にウラジオストクに送ったエアメールが到着したのが4月4日。だいたい予想したとおりの日数でしたが、エリツィン政権からプーチン政権に変わった頃、「郵便がスムーズに届くようになったなぁ」と感じたものでした。

 その後、検閲が厳しくなったのか?一度当局で開封されて中を調べてから送られるために日数がかかるようになり、新政権ロシアではどうなるのか?最初の郵便でしたが、まあまあ順調に届いた感がします。

 多くの市民は郵便局に私書箱を持っていて、仕事の帰りなどに郵便局に立ち寄って自分の郵便物を受け取るのが普通のウラジオストク。
 その理由は?アパートの入口に行けばわかりますが、ポストなどどれがどこの家のものかわからない状態。セキュリティーなど無いも同然。


 以前より良くなっているとは言うものの、配達など期待しないほうが安全、郵便物は自分で取りに行くと、私書箱へ通う市民。
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あの時代は

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 あの時代はなんだったんだろう?時代が変わって価値観が変わってしまったときによく口にする言葉です。

 還暦を迎えた先輩が、昔首を突っ込んでいた学生運動を振り返って、「本気で時代を帰られると思っていた」と語ってくれたのは学生運動のこと。
 何をどう変えたかったのか?と突っ込むと「二十歳やそこらの若造がそんなことなどわかっちゃいないけど、なんだかわからないままに時代を変えられると思っていたんだ。」

 「時代を変えるどころか、今じゃ時代に見捨てられて定年退職さ」と笑っていましたが、この数年を見ていても時代の変化の急激さを感じます。

 90年代のロシアなど「国が死ぬ」ということを垣間見るような光景が多々あり、シベリア鉄道に乗った際、駅で列車が停車するとホームで花や新聞を売る7−8歳の子供の姿を見かけました。今、彼らも20代前半です。
 
 同世代のアレクサンドル氏と、よくこの時代の話題になります。少なくも子供の頃は私よりも彼らのほうが恵まれて安定した社会で生活していたはずです。
 幼少期の写真や、その時代の話をすると「日本にもそんな時代があったのか?」と彼が驚きますが、「でも、日本人は日本人である誇りを持っている。だからあなたたちはいつも礼儀正しく、努力をしている。」
 耳が痛い話ですが、そうありたいと努力は怠れません。

 少なくも彼の意識では国際結婚して日本に来たロシア女性に対して快い印象は持っていないようで、「本当にその人を好きで外国に来るなら認めるが、生活が大変だからロシアを逃げ出した人に対して軽蔑以外はもてない。」

 同様のことをかつて私も考えたことがありました。ベトナム戦争の時代ですが、米兵と結婚してアメリカに移住した女性が私の近くにもいました。大人たちが快く思っていない言葉をよく耳にしたものです。

 アレクサンドル氏の歯がゆさもわからないわけではありませんが、経済格差目当ての国際結婚の時代はとっくに終わっていますし、経済格差目当ての結婚などほどなく破綻するものです。

 最後に問われるのは人間性で、実はこれが一番難しい問題なのかもしれません。
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お風呂にて

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 蛇口をひねれば24時間いつでもお湯が出る。こんなことでロシア人に喜んでもらえた時代があったのですが、喉もと過ぎれば当たり前?

 「とんでもない、今でも嬉しいことですよ。」と言うのはウラジオストク在住の友人。2日前からアパートの給湯が止まってしまったそうです。

 お湯といえば、蛇口など開かなくてもお湯が勝手に出ている温泉地の共同浴場。
 いつの利用している共同浴場ではないのですが、最近また、夜風呂に入っていると人の話し声がすると噂が持ち上がり、中国人の嫁さんが言うには「中国語で喋っているように聞こえた。」とか。
 
 犯人は近くの電線だと言うことはわかっています。これが3月から4月にかけての低気圧による強い風で震えて音を鳴らせています。これがお経を上げているように聞こえることはしばしばあります。
 でも、中国語で喋っているように聞こえると中国人が言うのだから面白そうと、興味本位で出かけてみました。

 共同浴場で先ほどの中国人の奥さんのご亭主と一緒になりました。中国語でなんて言っていたのかね。と聞くと「何を言っていたのかはわからないけど、中国語に聞こえたらしいよ。」

 風もなく電線も鳴っていません。穏やかなひと風呂でしたが、女風呂から中国語らしき話し声が。隣の女風呂で、中国人の奥さんが子供と話している会話です。
 奥さんの言うとおりだねと、先の中国人の嫁さんのご亭主に言うと、「自分が幽霊の正体だったんじゃないのか?」
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病院

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 発熱と下痢で寝込んだマレーシア人のファーファイア君を病院に連れて行きました。月末の寒さで体調を崩していたようです。

 病院の手前の交差点で信号待ちしていると、前に停まっているクルマは黒いアメ車のワゴン。世に言う霊柩車で、病院で亡くなった人がいたようです。で、後ろに停まっていたクルマは系のワンボックス車で、葬儀会社の霊柩車。
 二人も亡くなったのか、と隣の座席を見ると、ファーファイア君がぐったりして眠り込んでいました。
 
 よほど体がだるかったようで、病院でも待合室のソファーに座っているのもつらそうで、順番を待つ間は、クッションを借りてきてベンチに横になっていました。
 「できるだけ早く見てもらえるようにしますから。」と気遣ってもらい、順番を飛び越して診てもらえました。

 問診が終わり、別室で点滴を受けている間、私は会計を済ませたり、薬局で薬を処方してもらって、様子を見に戻ると、点滴を受けながら熟睡していました。

 点滴を終えて連れ帰る車中、「病気になるのは恐いけど、外国で病院に行くことはもっと恐い。あなた、マレーシアで病気になったら、私、病院に一緒に行くからね。」と言ってくれました。

category日記

名前

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 ラクマン君とフセイン君がシリアに帰国しました。渋川の高速バスのターミナルまで見送りしました。
 成田からエジプト経由でダマスカスへ、そこから長距離バスでアレッポまで帰る、とんでもなく長い道のりです。

 彼らの交代要員で来た二人はマホメットにモハメット?いまだによく名前をおぼえられない名前で、帰る頃までにはおぼえるだろうとは思っていますが、向こうも日本人の名前は良くわからないと言っています。

 ロシアから来ているアレクサンドル氏は通称サーシャですが、どうやらこの響きが日本人には女性の名前に聞こえるようです。もちろん、ロシア女性の名前のアレクサンドラも同じくサーシャですが、「サーシャ」でいかついおじさんが出てくるのが滑稽に感じるようです。

 名前と言えば、娘さんが生まれた日露カップルも命名に苦慮しているそうで、昨夜はその名前の候補のことで長電話になりました。
 この名前は?「それ友達にいる名前。」、この名前は?「ああ、それネコにつけた名前。」

 別の日露カップルの友人宅には小学生の男の子が2名いますが、長男は日本の名前、次男はロシア風の名前です。ところが、風貌が逆で、長男は父親似で、次男は母親似。私の中では名前と顔が一致しなくて時々間違えます。

 漢字を使える日露カップルなら命名問題もスムーズなのでは?と思いきや、男の子と女の子の名前に使う漢字の印象に違いがあったり、読み方で得る印象の違いがあるなど簡単ではないことは同じようです。
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