仲間達と日光方面に出かけてきました。
連休での混雑は予想していましたが、今月に入ってのガソリンの値上げで、例年よりも観光客が少ない気がしました。
ロープウェイで日光白根の2000m地帯に上りました。
酒豪のアレクサンドル氏は例によって生ビールを飲みましたが、「このビールは効く!」と顔が真っ赤になり様子がおかしい。標高2000mの高所の影響だろうか?

最近はロシアでもアルペンスキーが主流になっているようですが、スキーの基本は歩くノルディックスタイル。
「この森の中にはトラはいないのか?」以前同じことをセルゲイ君にも聞かれた事があります。
「日本ではあなたみたいな酔っ払いをトラと言うんだよ。」と教えると、「何で酔っ払いがトラなんだ?クマのほうが似合っていないか?」と不思議そうな顔をしていました。
嫌な予感はしていたのですが、初めて雪に触れるシリア人二人は大はしゃぎで、雪の上を転がって大喜びしていましたが、春の雪は湿っています。服がびしょぬれになっていました。

栃木県側に移動して中禅寺湖から華厳の滝に行きました。
アレクサンドル氏に「シベリアでは珍しくも無い光景だろう?」と問うと、「これほど整備されていないし、ゴミ一つ落ちていない環境作りに感心した。」と誉めていました。確かに、日本人よりはるかに森や野外での楽しみ方を知っているロシア人ですが、人々が集まる森に焚き火の後やゴミが散らかっているのをよく見かけました。

ヤシオツツジが咲いていました。我が家の界隈では連休明けに咲く花ですから、こちらよりも温かいようです。
ガイジン軍団は「サクラ!」と大声で歓声を上げていましたが、他の観光客の視線が恥ずかしかったです。

中禅寺湖から戻って湯元温泉に向かう途中、戦場ヶ原の茶屋で一休みしていると、4−5歳の子供を連れだ20代の夫婦が「戦場ヶ原って何の戦争があったの?」「徳川と豊臣が決戦をしたところだろう!」「あ!それ学校で習った。」
”関が原だろう!まずい、とんでもない勘違いしているぞ”と唖然としつつも、日本語がわからない外人さんたちでよかった。
別のテーブルにいた年配の夫婦が、「赤城の神様と男体山の神様が大蛇と大ムカデになって戦った伝説の場所だよ。」と教えていました。
湯元湖ではフライフィッシングに挑戦しましたが、何も釣れませんでした。

足湯で、お湯に硫酸が含まれていると言うと「足が溶けることは無いのか?」「日本人なら大丈夫だけど・・・君たちは・・・」
おっかなびっくり足を入れていましたが、「これは快感だ!」とお気に入り。
硫黄泉特有のぬるぬるした感触が面白かったようです。
ノボシビルスクもウラジオストク同様、たびたびお湯の供給がストップするようで、地面から勝手にお湯が湧き出ているのが「うらやましい」そうです。カムチャッカに行けば同じような温泉が多々ありますが、「カムチャッカに住むくらいなら日本のほうがマシだ!」そうです。

こういうところではしゃぐのは外国人の子供も同じというより、昨今の日本の子供より豪快ですから、尻餅はつくわ、服がびちゃびちゃになるわで、”洗濯しても匂いが落ちないぞ”。
ロシアなら人を寄せ付けない大自然ですが、日本では都市からそう遠くないところに存在しています。