「モンスターペアレント」何のことか?と思ったら、身勝手な父兄のことだそうで、自分の子供が学芸会の主役になれないからと学校に怒鳴り込んだり、子供に逃げて名授業を受けさせるなと校長室を占拠したり、およそ「社会常識」からかけ離れた欲求をねじ込んでくる親がどこの学校にでもいるのだとか。
子供の教育以前に親に「躾」をせねばならないようなご時勢ですが、「しつけ」って「身」と「美」がくっついてできた文字なんですね。
ロシアの大学は5年制ですが、最後の1年は社会実習に費やされる時間が多くなります。ウラジオストクの友人が教員の資格を取るために5年目の1年間は大学の指定するいくつかの学校で教鞭をとりました。
教育実習に行く彼女がまず最初に買ったのが鞭。使うことが無いことが望ましいと言っていましたが、最初に行った学校で2週間目に悪がきの尻をペシリ!その次に行った学校では初日にいきなりバシ!ここから先は「商売道具」のようなものだったととか。
「しっかりした品格と知識を持った人間でなければ正しく生きていくことはできない。そのためには厳しくすることも重要!」後に申していました。教師は薄給だけど、責任は重いだから尊敬されているけど、安定した職業でもない。
ウラジオストクなど、小学生は学年で午前と午後に分かれて一つの教室を使っています。小学生でも落第があるし、放校もある。教師だってクビになることもあれば、中途採用も当たり前。この風通しのよさというのか、縛られない環境が日本と違います。
やる気のあるものは上に上がる、無いものは落ちこぼれていくわかりやすさもさることながら、結果が平等ではないことがはっきりしているので、日本のように勘違いしていると蹴落とされるだけ。大学など成績で卒業証書の色まで違う。早く大人になって自立できないと家庭からも放り出される。
甘えさせることと甘やかすことは別物だと思うのですが、この使い分けができるのも大人の条件かも?
ごり押しすれば、ゴネれば何とかなると思っている幼稚園児以下のメンタリティーの恥知らずの親も情けないが、黙って耐えて聞くだけのマニュアル人間もまただらしない。
大人と子供、それぞれ花咲く場が異なるので、花盛りの場を間違えては子供の伸びる芽を腐らせてしまうと思います。