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懐中時計

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 知り合いに古い懐中時計をもらいました。古いと言ってもクォーツの時計で、電池が切れれたので使わなくなったものです。さらにMaid in Chinaですから。ごく最近のものです。たぶん、1000円もしないものでしょう。

 今まで興味はあったけれど手にすることがなかった懐中時計なので、妙に気持が昂ぶっています。

 小川未明の作品に懐中時計を扱ったものがあります。田舎で教員をしていた主人公が地方を離れ都会に出るにあたって、教え子達がお金を出し合って懐中時計をプレゼントします。それは決して流行の妻子に着物ではありませんでしたが、時間が狂うこともない良い代物でした。
 やがて出世した主人公はその懐中時計を売って新しい高級なものを買いました。しかし、毎日時間がずれる。ある日自分の会社の社員にその話をすると、「私の時計は安物ですが、ぜんぜん狂いません。私が苦学していたときにやっと手に入れた宝物です。」と自慢するので、見せてもらったら、見覚えのある傷がある。主人公が都会に出る時に生徒達にもらった懐中時計でした。
 時間が狂わない。そんなに素晴らしい時計を送ってもらったことにも気がつかず、手放してしまったことを悔やみ、自分が慢心していたことに気がついた主人公は、部下にその時計をゆずってくれないかと頼む物語です。
 
 そんなご大層な物語がある代物ではありませんが、この小説ことを思い出して、なんとなくいい気持ちになっています。

 思い返してみると、小川未明の小説ももう何年も読み返していなかったので、この秋に読み返す本のリストに加えました。

 「牛女」これも小川未明の小説に出てくる物語です。
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土産

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 ウラジオストクのセルゲイ君の仲間が帰国するので、永谷園のお好み焼きとおたふくソースを持っていってもらいました。昨年、こちらでお好み焼きを食べてすっかりはまってしまい、お好み焼きの元を買って帰ったら、奥さんやお子さんまでお気に入りになってしまったようです。

 今日帰国したボロージャ君はラーメンライスが気に入りだそうで、ラーメンを食べに連れて行った日本人が、残りのスープにご飯を入れて食べるのを見て「下品!」と思ったそうですが、薦められて試してみたらおいしかった。
 これは是非向こうの仲間に教えたいと、チャルメラを箱で買って行きました。
 これも文化交流? 

 土産と言えば、日本からの土産にウォッカを買って行くロシア人が結構います。サントリーだったと思いますが、日本のメーカーが販売しているウォッカです。
 私たちが外国で日本酒を買ってくるようなものですが、なぜ?と聞くと、「日本のウォッカは安全でおいしい。」
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夏休み

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 社会に出てようやく意味がわかった、よしだたくろうの「夏休み」。夏休みがなくなっていたことに気がつき、なるほど、大人たちがこの歌に共感を持ったわけだとわかりました。
 麦藁帽子は もう消えた 田んぼの蛙は もう消えた それでも待ってる 夏休み
 姉さん先生 もう居ない きれいな先生 もう居ない それでも待ってる 夏休み

 知人の息子さんは中学生。山のような宿題を抱えていますが、今月中にあらかた片付けて8月はしっかり遊ぶんだと張り切っていました。
 思い返すと、宿題を前半で片付けるか、後半で片付けるか?自分もいろいろ試したことがありましたが、毎日コツコツ勉強しようなんてあくまで計画書だけで、まったくそんな気はありませんでした。

 ロシアでは6月末から9月1日までが夏休みですが、学年が替わる年度切り替えに当たるため宿題などありません。小中学生でも落第はあるので、自分の意思で勉強しなければ上に上がれないだけのことです。

 まだソビエトだった時代、私の友人の両親は仕事で高い功績を上げたご褒美に6ヶ月の長期休暇を与えられ、今のウクライナ、黒海に突き出たクリミヤ半島のサナトリウム(日本で言う国民宿舎のようなもの)にバカンスに出かけました。当然子供も連れて行くわけですが、このバカンス中、彼はクリミヤの学校に転入して、サナトリウムから学校へ通っていたそうです。
 両親のバカンスが終わりウラジオストクに戻ると新しい年度が始まっており、この年から外国語が授業に入る学年でした。英語、ドイツ語、フランス語などから選択するわけですが、その頃、すでに一番人気がある外国語は英語だったそうです。
 語学選択の時にいなかった彼にあてがわれたのはあまり人気がないスペイン語。将来英語が不可欠だと思っていた両親は学校に乗り込んで、何とか英語を勉強させて欲しいと、強引に満員御礼の英語のクラスにねじ込んだのだそうです。
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外国人労働力

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 友人の娘さんは看護師の大学に行っており、今年卒業予定。大学最後の夏休みは病院での研修でほとんど休みらしい日がないようです。卒業論文、国家試験、就職活動など忙しいみたいです。

 看護師不足のご時世、就職には事欠かないだろうときくと、これからは外国人看護士が入って来るので、安穏としていられないと言っていました。あの序が研修に行った病院でもベトナムやフィリピンからの看護師の導入を検討しているそうです。
 ある程度の競争は進化の起爆剤ですが、こうした外国人労働力の導入が労働環境の悪化や給料を抑える要因になったりするのもこまりものです。

 フィリピンで助産婦をしていた奥さんが地元にいますが、彼女が来日した頃はおよそ医療の現場に住職で着るとは思えない時代でしたが、日本に帰化して子育ても一段落し「日本のナースの資格をとろうかと思っている」と意欲を見せています。
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竜巻

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 館林市で竜巻発生。自動車が吹き飛ばされたり、家が壊れるなどの被害が出たようです。
 同じ県内でも館林と私の住むところとは北と南の両はじなので、あまり馴染みがありません。
 たまたまそちらに仕事で出かけていた同級生は竜巻そのものを見ることはできなったようですが、災害後の渋滞に出くわしたそうです。まさか日本で自動車が飛ばされる竜巻など思いもよらなかったので、つぶれた自動車を見てどんな事故があったのだ?と。

 局地的なゲリラ豪雨といい、今回の竜巻といい、起床の異常なのか?元々自然が持っている力なのか?

 館林と言えば「ぶんぶく茶釜」の舞台です。
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殺風景

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 「今年はもう海水浴に行きましたか?」とウラジオストクの友人からメールが来ました。最後に海水浴に行ったのは昭和49年の8月ですから、かれこれ・・・・・・計算が面倒なほど年数が経っています。

 9月後半に入っていたので、海水浴シーズンではありませんでしたが、サマラと呼ばれる海水浴場に行ったことがあります。釣り人らしき人をちらほら見かけただけで、浜辺にはほとんど人がいませんでしたが、飲み物やシャシリク(シシカバブー)を売る店が出ていました。

 閑散とした光景が興味深く心地よかったのでしばらくのんびり海を眺めてみたかったのですが、「こんなの見て何が面白いの?」と現実にどっぷりのロシア人にせかされて街中に戻ってきましたが、今思い出してもいい光景でした。


 夜、花火大会の交通整理に出動しました。今年の持ち場は丘の上の建物が邪魔して花火がまったく見えない場所で、音だけが聞こえました。

 知り合いの高校生に会ったので立ち話をしました。「おじさん、私たちが子供の頃から交通安全の仕事をしているよね。」
 「子供の頃」と言われ、今でもまだ子供だろう!と言いたい思いがしました。彼女らは平成5年生まれだそうで、平成5年なんてこちらの感覚としてはつい最近です。

 経済白書に「もはや戦後ではない」と言う言葉が用いられたのが1956年。終戦11年後。
 「戦後」とはこの1956年までという説もあります。
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再会?

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 偶然、高校時代の同級生に会いました。卒業して以来ですから30年近くたっていますが、それなりに歳をとっているのですぐにはわかりませんでした。
 見たことがあるおじさんだな?と思い出したのが、この同級生の父親の顔。「○○君のお父さんですか?」と喉まで出掛かって、当人だとわかりました。
 お互い「ふけたなぁ」と歳をとったことを再認識する思いでした。

 高校時代、この同級生が怪我で入院した時に看護婦さん目当てで何回か病院に見舞いに行きましたが、彼の父親と何度か顔を合わせて面識がありました。その風貌にそっくりになっていたので面白いものです。
 自分では年齢相応に風貌が変貌していることなどわからないものです。

 次の日曜はロシアの「海軍の日」。海軍の街ウラジオストクは大きなイベントをやります。元海軍軍人の友人は軍人時代の仲間が来るので楽しみにしています。今年は遠方から旧友が訪ねてきて、この週末は再会で盛り上がっているようです。
 そんな中、イベントの練習をしていた軍艦が発射したミサイルの空砲が、民家の軒先に落下する事故があったようです。死傷者は出なかったようですが、建物の窓ガラスなどが割れたようです。
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モデルさん

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 梅雨明け宣言から10日ほど過ぎましたが、梅雨空のような曇り空です。
 湿った日が続くためか、昔の柔道での怪我のあとが痛みます。スポーツなんぞやるべきではなかったと、こういうときになっては後悔しています。

 商業雑誌か何かの撮影の現場に出くわしました。スティールカメラでモデルさんを写すロケでしたが、アシスタント数人がカメラの設置から場所作りまでやって、「先生」と呼ばれるカメラマンはただシャッターを押すだけに見えました。女優の小雪の身長を低くしたような女性がポーズを取っていました。。
 が、私がモデルだと思っていたのはたぶんスタイリストとよばれるスタッフで、カメラのリハーサルのようなことをやっていたようです。

 道路わきに停まっていたマイクロバスから、付き人が日傘で覆うように出てきたのがこれでもか!と厚化粧をした本番のモデルさんで、ポーズを変える度にスタイリストが服装の手直しをして、メーク係が化粧を直していました。
 個人的にはリハーサルでポーズをとっていたスタッフの女性のほうがきれいに見えましたが、写真移りは違うのでしょうね。
 大掛かりな撮影だなと遠巻きに眺めていましたが、何の商品のコマーシャル写真なのかはわかりませんでした。
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陽はまた昇るだろうか?

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 「曇ってますねぇ。」「雨降ってきましたよ。」「雲で隠れてうす暗いのですかね?それとも月の影になっているんでしょうか?」「なんか、とうに月食の時間は過ぎているような気がしますけど・・・」
 結局、雲に隠れて日食のかけらも見られませんでした。
 次回は2035年、それまで生きているだろうか?

 昔、雪山に登山に行って雪洞を掘って寝て、朝目が覚めて、朝食を食べていたらどう考えても西と思える方角に朝日が沈んでいく光景を目にしました。12時間余計に寝てしまったのですが、それを認めたくないものですから「きっと天変地異が起きたに違いない。そうだ、そうにきまっている!」と慌てて下山してきたことがありました。

 陽はまた昇る。
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雨季

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 衆議院、解散しちゃいましたね。9月には任期が終わるんですから、夏の忙しい時に余計なことするなと言いたいところですが、この一ヶ月でどんな変化があることやら?

 毎年夏休みシーズンになると与党野党関係なく中国へ出かける議員様がいますが、お小遣いでももらえるのでしょうか?選挙ともなれば中国参りできなくなるのでは?

 かつて知人が中国のハルビンのレストランでなんたら府会議員とやらに出会ったことがあると言ってました。ハルビン市の重鎮にご馳走になって、売春婦まで連れて、ご接待でご機嫌になってたまたま同じレストランにいた日本人の知人に名刺までくれたそうです。そんな現場に出くわした知人は「国辱的というのか、恥ずかしかったよ。」と話していました。

 「雨季が終わったのに雨が多いね。」外国人に梅雨を「日本の雨季」と表現されると日本人的にはどうも感覚が違います。 
 西日本では大雨で、山口県では大きな土砂崩れが起こり、死者が出ています。
 雨が降るとたびたび水があふれる中国の道路、排水路につまったビニール袋などのゴミが原因になっていることが多いのだそうです。小さなことですが、日ごろの手入れなんでしょうね。

 ウラジオストクの事務所に来たある女性会員。道路の段差でつまづいて足首を捻挫、男性スタッフが病院まで連れて行く騒動になったようです。
 「いつものことです。ウラジオストクの風土病。」と向こうのスタッフは平静でいますが、原因はヒールの高い靴と坂の多い街。さらに床のコンクリートがボコボコになっているから、慣れていても躓くことは珍しくない。

 たいした怪我ではないと言っていますが、油断大敵。
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プレ日食

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 イタリアのベルルスコーニ首相。今度は売春婦との問題で騒がれています。
 つい先日まではナポリG8サミットのホストイタリア首相ですが、違う方面のホストもなさっているようで・・・72歳にして元気でなにより???

 皆既日食は22日でしたが、何を勘違いしたか、今日と思い込んでいて、関東でも多少は部分日食が見られるだろうと用意をして待っていましたが、日食の時間になっても何の変化もなく「やっぱり関東では緯度が北過ぎるのか?」と、しばらく空を眺めていました。22日の11時ごろですね。

 昨年の皆既日食。ノボシビルスクものです。
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毒入り

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 ヒ素カレー事件の林被告の死刑が確定しました。事件から10年以上も経過しています。知人宅のテレビでそのニュースを見て、 「やっぱ、毒入りカレーを食わせて執行するのかな?」などと話しましたが、「意味のわからない事件だったよなぁ。」
 なぜあの事件が起きたのか?人間関係というのか、人付き合いの問題からなんでしょうが、こうした猟奇的な事件を社会問題にされると、責任が曖昧になります。

 そういえばヒ素カレー事件が騒がれた頃、この知人宅の奥さん(フィリピン人)が、ニュースで「林被告は容疑を否認しています。」というアナウンサーの言葉を聞いて、「そうだよね。あんなところで子供ができたら大変だよね。」と「否認」と「避妊」を勘違いしたボケをかまして、「まだまだ日本語の難しさがわかっていないなぁ」と大笑いしたものですが、その奥さんも今や日本国籍を取っています。

 毒物と言えば、この家の子供が小学校の夏休みの宿題で昆虫の観察をするために、蝶の幼虫の青虫を捕まえてきて飼育したことがありました。餌はキャベツの葉などを使っていましたが、街に出たときに安い中国産野菜を買ってきて、外側の食べられない部分を青虫の餌に入れておいたら、翌朝青虫が全滅していたことがあったそうです。残留農薬でしょう。
 中国産冷凍食品などの事件があった時に「起きて当たり前」と感じたそうです。確か、パナマでは300名を越える不快な死亡事故が相次ぎ、原因を探ったら中国産のインスタントラーメンだったと言う事件もありました。
 
 レモンティー飲みながら「レモンの皮なんて残留農薬の宝庫だよな。」「洗った程度じゃ落ちないと思うけど。」と話しつつも、おいしかった。
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消防団

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 私の山岳会の先輩は、チェコでの消防団のオリンピックを視察するために今日成田から出発しました。消防団と言っても日本で言うならボーイスカウト、共産圏ならコムソモリスクのピオネールと呼ばれる子供達がやっていた消防活動。日本からは長崎の少年消防団が参加するそうです。

 火事と言えば、初めてウラジオストクに行ったとき、飛行機が着陸態勢に入って窓の外に広がっていたのが牧草地の野火。最初は「野焼きかな」と思って眺めていましたが、農民達が多数集まって火を消していました。消防車らしきものは見えませんでした。

 ロシア人の兵役逃れではありませんが、どうやって消防団の誘いから逃れるかが地元の若い衆の気がかりで、ロシアの兵役なら27歳まで逃げ切れればお役ごめんですが、田舎の消防団など四十台半ばまで安穏としていられない。
 私など交通指導員から誘いがあった時に「渡りに船」とばかりに消防団から足抜けしましたが、これはこれで結構大変な役回り。今週のように交通安全週間の最中は毎朝子供達の通学に立ち会わなければなりません。
 私たちが子供の頃通学途中で恐かったのはクマで、いつのまにかそれが自動車になったと思ったら、最近は「人」なんだそうで、不振な人物を見かけたら要注意。

 先週は手押し車を押して新潟方面に向かって歩いていホームレス風の人物を見かけたので”もしかしたら著名な画家かもしれない”と気を張っていました。
 どうやら1−2日で峠を越えて新潟方面に行った模様です。

 関係ないけど、
 Лесной олень (森の鹿)
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取り違い

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 産婦人科病院で新生児の取り違い。一人は恵まれた家庭へ、一人は不幸な家庭へ取り違えたまま育てられる。よくドラマなどであるパターンですが、中国でも実際に同じような事件があったそうです。(あっても珍しくないような管理能力ですが・・・)

 同じ日に3人の子供が生まれ、二人は双子で農家の息子達、一人は勤め人の都市在住者の息子だったそうですが、どういうわけか都市在住者の息子が双子の片割れとして引き取られ、双子の一人が間違われて都市の両親の元に引き取られるミスがありました。

 20年が過ぎ、当然、双子は似ていません。双子のはずなのに、一人は背も高い美男子、もう一人はズングリしたブ男。
 双子は貧しい農村で苦労して育ちますが、間違われて引き取られた双子の片割れは都市の金持ちの家庭で恵まれた育ち方をします。

 ある日、この双子の近所の人が街に出て、この双子の片方によく似た青年を見かけ、かねてより自分の子供が双子なのに似ていないことを気にしていた農村の両親は、双子に良く似た青年を街に探しにいきます。

 街で見かけた青年は美男子のほうに似ていたのですが、この両親が執念で探し当てます。20年以上の歳月を経て子供の取り違えがあったことに気がついたわけですが、もとの親の元に戻ったかと言うと、当然恵まれた家庭で育った双子の片割れが、貧しい農村の親の元になど行きたがるはずもありません。
 間違えて貧しい農村で育ったブサイクな金持ちの息子は「今さらどうでもいい」と本当の親のところには戻らなかったそうです。
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兵役

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 時折、自衛隊が移動する光景を目にすることはありますが、街中を軍服姿の人たちが歩く光景を二歩で目にすることは極めて稀です。特に意識はしていませんし当たり前だと思っていましたが、外国人から指摘を受けると”なるほど、災害でもなければ軍服姿の人たちが街中に多数姿を現すこともないな”。
 タブーというのはこういうことなのか、日本では軍服が存在していないかのような扱い。例え目の前にいても見えないようぬ振舞わねばならないごとくの扱い。

 青いプラトーク

 徴兵制度のロシア。どうやって徴兵逃れするか、その年齢を迎える子供を持つ親たちは頭が痛い問題かもしれません。
 知人の息子さんはこの夏、大学を卒業。兵役逃れも考えたようですが仕事がないこともあり、早々に兵役についたそうです。無事退役してくればよいのですが・・・
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効能

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  関東地方は梅雨明けしたもようですが、うんざりするほど暑い日々がやってきます。

 今月末にカナダに帰国するアンソニー君の送別会を沼田のイタメシやで行いました。帰国後は大学院で微生物の研究をするのだそうです。
 イタリア料理のわけなんだけど箸で食べる。
 難しいことは考えず、おいしかったです。

 先月捻挫した左足首にハルビン土産の軟膏を塗っていたら、くるぶし周りの皮がポロポロむけるようになりました。まさか、水虫の薬だったのでは?と首を傾げていますが、ホント大丈夫なんだろうか?

 90年代のロシアが製造や流通が混乱していたので、韓国や中国、北朝鮮から日用品を輸入していましたが、北朝鮮製の歯磨き粉は強烈な研磨剤が入っているので、使いつづいけると歯がなくなると言う噂が飛び交っていました。
 話の種に街のキオスクで買ってきて使ってみましたが、日本の歯磨き粉のようにプラスチックのチューブではなく、金属製のチューブで、歯を磨いたあとも長時間は磨きこの刺激で味覚がおかしくなる代物でした。昭和30年代頃までの日本の歯磨き粉のようでなつかしくもありましたが、これを使い続ける気にはなれませんでした。

 日本の製品は刺激が弱く作られているので、ある意味安心ですが、「効き目が弱すぎて効かない」と言う意見もちらほら聞かれます。 
 
 ロシアの風邪薬を試したことがありましたが、睡眠薬のようなもので、ただ単に眠たくなる。こんなの過剰摂取すれば眠ったまま起きられなくなるような気もしましたが、睡眠こそが全ての特効薬ということなんでしょうか?
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交通安全週間

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 夏の交通安全運動が始まりました。30℃を越える暑さと湿気の中、交通指導員の街頭指導で通行するドライバーにパンフレットとティッシュと靴磨きの粗品を配り交通安全の呼びかけをしました。
 街灯指導終了後に役場が持ってきたお茶が冷たくて心地よく、一気飲みしてしまいました。この蒸し暑さって新しい代替エネルギーにならないのだろうか?

 私の村では7年間死亡事故がなかったのですが、昨年末バイクの老人が転倒してその晩に亡くなり記録が途絶えたばかりか、私がその場に立ち会ったことはこの日記でも書きましたが、そのときの老人の息子さんが通りかかり「去年は世話になっちゃったね。」と挨拶してくれました。


 夕方、テレビを見ていたら、麻生総理が8月末に衆議院総選挙をすることを話していました。この3年ほど毎年夏になると総理が変わるので、またか?という思いもなくはありません。
 衆議院解散でゴタゴタするとメディアの目はそちらに釘付けですから靖国参拝も曖昧になるでしょうし、お盆休みになると中国にお参りする親中派議員も選挙で動けなくなることでしょうから、この時期に政変の風が吹く背景にはそんな目論見があるのだろうか?なんてことを考えています。

 民主党が政権を獲ろうが、自民党が維持しようが、、こんな山奥に嬉しい話などないのは同じで、「これ以上悪くなりようがない」と開き直っています。


 「百万本のバラ」のアラ・プガチョバの元夫だったフィリップ・キルコロフ。ブルガリア人です。
 マイケル・ジャクソンの真似をしているようなファッションですね。
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里帰り

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 昨年秋からの不況の影響と、年明け早々の中古車輸入関税引き上げの影響で、日本に来るロシア人が激減したため、富山からウラジオストクへ就航していた客船RUS号が定期就航を取りやめテしまいました。時折、気が向くと日本向けの客船が出ているようですが、あまり当てになりません。

 夏の里帰りシーズンを迎えて友人の日露カップルが発見したのが、鳥取発、韓国経由ウラジオストク息の船で、昨日無事に出発したようです。
 奥さんと子供3人。飛行機ならとんでもない額になりますが、4人で片道44000円ですんだようです。これもウォン安のメリットでしょうか?
 ロシアの船よりはるかに安い韓国の船。サービスだって客より自動車の数のほうが多い名ばかりの客船のロシア船より良いはずです。きっとキムチ食べ放題です。

 当然乗客は韓国人ばかりだったようで、大山に登りに来た年配のトレッキングツアーの団体がいたそうです。ロシア人の乗客は取材で来た人たちが三人ほどいたようですが、韓国から大勢乗り込んでくることでしょう。

 先週末ハルビンへ帰国した日中カップルの奥さんは除菌スプレーや除菌ティッシュを大量に持っていったようです。「中国は不衛生だから子供が汚いところに触るのが心配。と、神経質になっているようです。搭乗手続きの際、機内持込の荷物の中から液体(除菌スプレー)が見つかり、没収され向こうの空港で引渡しになったようですが、「そんなに心配なら帰らなければいいのにねぇ。」とご亭主はぼやいていました。
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キャンドル

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 花嫁が投げたブーケを拾った人が次に結婚できる。こういうのも都市伝説なんだろうか?

 まさに受け取らん!とばかりに身構える新婦の友人たちに対して、元バレーボール選手の新婦が放ったブーケは彼女達の頭上をはるかに越え、どう見ても次の花嫁まで10年はかかりそうな通りすがりの小学生らしき女の子前にポトリと落ち、なんだかわからないけれど目の前に落ちてきたブーケを拾って立ち去ってしまいました。地団駄を踏む新婦の友人たち。
 嗚呼、婚活の終了。晩婚化の運命の縮図。

 結婚式といえば、学生時代結婚式場の配膳のアルバイトをして、キャンドルサービスで使ったローソクをもらってきて、それを溶かして太い登山用のローソクを作り山岳部の備品を作りました。
 その経験を生かして、空き缶にローソクを溶かして流し込み提灯を作りました。

 泰寧寺で毎年恒例のホタル鑑賞の夕べが催され、和楽器の演奏鑑賞や茶道の体験などができるので出かけました。ホタルを見るのに電気の光では強すぎるし、かといって明かりを持たなければ足元が暗いので、提灯のローソクの明かり程度が程よい。
 空き缶提灯を持って出かけました。

 駐車場から空き缶提灯を持って参道を歩いていると、顔見知りの知人に会い、お孫さんが提灯をほしがるので「遠慮しないでもっていきな」とプレゼントしました。
 どこに石段があるか?慣れているので明かりなしでも歩けましたが、暗闇の中でホタルを眺めている「人」がいることまで頭が回らなかったので、しゃがんでホタルを眺めている子供にぶつかりつまずいてしまいました。
 
 申し訳ないとは思いつつも、時々懐中電灯をつけては人や段差を確認して、電気を消して暗闇を歩きました。
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カッペリーニ

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 夏の風物詩冷やし中華。中華と名がついても発祥は日本。
 もし中国で冷やし中華を作ったらどうなるか?麺を冷やす水で腹下しの危険性大。吉林省出身の奥さんは里帰りした時に日本で発見した冷やし中華を披露したそうですが、前夜、やかんでお湯を沸かして一晩かけて冷やし、夕方まで冷蔵庫に入れて冷たくして、麺を洗うのに使ったそうです。

 冷やし中華って何でスープも使っていないのにあんなに高いのだろう?と考えると具がたっぷり入っているからで、自宅で作るとそれほど高額でもない。タレは醤油ラーメンの濃縮スープに酢をいれればそれらしく作れます。キュウリもトマトも畑で作っているし、卵なんてたかが知れている。ハムも特に入れなくたっていいじゃない!水なんか地下から一年中11度の天然水が沸いているし、と安上がりで夏の定番メニュー。

 今夜は冷やし中華でも作って食べようかな?と思っていたら、上海に仕事で行ってきた人からイタリア製のカッペリーニをもらいました。カッペリーニはスパゲティーの細麺で、冷やしたパスタ料理に使います。

 カッペリーニをもらったとき、無礼にも”大丈夫?”と聞いてしまったのですが、「大丈夫だよ。チェルノブイリの事故から何年たっていると思ってるんだ?全然心配ない。」
 私は食の安全問題多発大国の中国で売られていたものだから”大丈夫か?”と気にしただけですが、彼は一頃噂になった小麦に放射能が影響して、イタリアのスパゲティーは危ないと言う懸念のことだったようです。

 そういえばイタリアで先進国首脳会議やってるんだっけ。以前村山首相がイタリアのオリーブオイルで腹を壊したって騒ぎになったけ。なんてことを思い出し、そんならイタリア指揮冷やし中華を作ってみようとスーパーでオリーブオイルとバルサミコ酢を買ってきて、塩とバジルでソースを作り、もらい物ののレタスとサニーレタスをたっぷり使ってカッペリーニ料理を作ってみました。
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 本当はイタリアンパセリを添えたかったのですが、花が咲いて硬くなる季節なので、使えませんでした。

 イタリア人がこんな料理を本当に食べるのだろうか?と勘ぐりつつも、それならもう少し日本式にアレンジしてみようと梅酢を使ってもうひとパターン作ってみました。
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 こういうことに夢中になるタイプなので、しばらくカッペリーニを使った料理にはまり込みそうです。
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アルコール

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 アルコールがまったく駄目な友人がいますが、彼の場合、アルコールどころか漬物でも奈良漬や粕漬けなど「体だだるくなる。」と食べられません。
 キリンフリーなるノンアルコールビールに挑戦して、その感想は「みんなこんな苦いものを飲んで喜んでいるのか?やっぱ夏はカルピスウォーターだよ!」甘党です。

 私の場合飲めないわけではなく日ごろ飲まないだけなので、年に数回は飲む機会があります。20代後半までビールは苦くて好きになれませんでした。アサヒがスーパードライを出した頃に飲む機会があり、ビールもおいしいのかも?と思いましたが、ビールは高くてめったに飲めない代物でした。その危機意識というのか?飲む機会があると「まずはビール!」です。

 毎年七夕頃になると地元の奥様方の飲み会があり「マイクロバス探してきて運転手お願いするわね!」と無謀な依頼がきますが、今年は不況の影響か話がなかったので安心していたら、今年もその無謀な依頼が来てしまいました。
 カクテルが豊富な居酒屋が奥様方のお気に入りですが、カクテルだってビール並みかそれ以上のアルコール度数があります。ロシア人はビールやワインをアルコールだと思っていないようなところがありますが、最近の日本の奥様方も自分たちが飲むワインやカクテルはアルコールだと思っていないようで、アルコールが回って饒舌になっているにもかかわらず夫の飲んだくれのだらしなさを「本当に男の人のアルコールには困ったもんだわね。」と愚痴を言い合っています。

 暖炉の前に謎の影が・・・
 マイケルジャクソンの自邸に亡霊が出現したニュースをCNNが放送したようです。
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歓迎会

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 今月からベトナムの女性との結婚生活が始まった知人の歓迎会。「上手な国際結婚のコツってありますか?」と聞かれ、”あきらめること!” ”期待しないこと!”
 できなくて当たり前。こちらの思惑の半分も満たしてくれれば上出来!くらいの悠長な気持で構えないと異文化共棲は難しいです。”ね、これだけ感覚が違うのだから、同じことを求めてもダメだよ。”

 介護福祉の現場では働き手が少ないからと外国から労働者を入れはじめましたが、そんなの給料を上げればいくらでも働き手などいるのに、現場で体を使う人よりも役所の事務机に座る人のほうが高給取りなのが問題。責任って行っても現場に押し付けてトカゲの尻尾きりなんですから、権威と給与は相反してバランスをとらなければ、どこかの国のように暴動が起きるぞ!
 なんて話題で盛り上がりましたが、知人のフィリピン人の奥さんは元助産婦。もちろん日本ではその資格は通用しませんが、「子供に手がかからなくなったら介護の資格を取ろうかな。」と虎視眈々としています。
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盧溝橋事件

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 昨日、中国西部のウイグル自治区で、ウイグル人たちの暴動が起こり、150人を越える死者が出ましたが、今日は漢民族側が数万人規模のデモを起こし、ウイグル人の店舗などを破壊する報復の暴徒と化しています。

 泥沼化しなければよいけれどと思う気持もあれば、このまま泥沼化しても「東トルキスタン」分離独立も時代の流れでは?とも考えられ、どちらにしても「美女が多いほうの味方」です。
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 昭和12年(1937年)7月7日。北京で中国国民党の軍隊と、日本軍が軍事衝突を起こす盧溝橋事件が怒り、8年に及ぶ日中戦争へと突入していきます。今度は中国(漢民族)が侵略者として追求され、歴史は繰り返されるのだろうか?
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暴動?

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 ウイグルのウルムチで暴動があり、140人以上が死亡する事態になっているようです。
 中国の少数民族問題を考えるたびに「どちらがテロリストなんだろう?」と判断しかねます。
 ウイグルにとって漢民族は単なる侵略者と言ってしまえばそれまで。中国政府の政策で漢民族をウイグルやチベットなどに殖民させていますが、軋轢が耐えないのは当たり前。
 日本を侵略者と言う前に自分たちはどうなんだ?

 現在国連加盟国は192カ国。戦前の1934年、日本が国際連盟を脱退した時のリットン報告書(対日勧告案)採択の時の投票は賛成42票、反対1票(日本だけ)、棄権1票(タイ)の44票ですから、その当時の世界的な国家は今の4分の1以下の数しかなかったわけです。
 大陸の数が増えているわけではないので、分裂して独立する国が増えたわけですが、 戦前ヨーロッパの植民地だったアジアやアフリカの国々が独立したことや、ソビエトのように分裂したことで国家が増えました。ソビエトが分裂しただけで15の国が誕生しています。

 私が小学生の頃買った地図帳ではバングラデシュが南パキスタンで一つの国でした。スリランカはセイロン。ミャンマーはビルマ。もちろん、ソビエトは現役でしたし、ユーゴスラビアも大きな面積を持っていました。
 国家の集合分裂を繰り返すのが歴史ですが、戦前は集合して大きな国ができる時代でしたが現在は分裂細分化して小国乱立の時代になっています。1990年代に入って次々と独立国家が誕生し、併合があったのは東西ドイツくらいのものでしょう。
 北方領土が独立なんてことは好ましくないので、やっぱ、早く返還して欲しい。

 学生時代、私の先輩が送ってくれた激励の手紙に「歴史の現在が今の地理」と書かれていたことが今でも印象に強く残っています。

 スターリンの時代、ウクライナから共闘ロシアに移民させられたウクライナ系ロシア人とシベリアからウクライナに移民させられたロシア系ウクライナ人が、「あの人はウクライナ人だから」「そういうところがロシア人なんですよ」と指摘しあう異様さ。
 日系日本人の目にはどっちもどっちだと思うけど。
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クラシックカー?

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 沼田のラーメン屋に行ったら珍しい自動車が停まっていました。ナンバーが行動を走るためのものではないので、たぶんこの店のモニュメントなんでしょうが、漠然と店の脇に駐車してあり、特に見世物としてのディスプレーは何も施していませんでした。なぜラーメン屋に英国のクラシックカーが?趣味の世界だからなんとも言えませんが。
 一瞬、フォルクスワーゲンか?と思ったのですが、英国のモーリスマイナー2でした。英国なので右ハンドルです。

 1970年代英国の自動車産業が衰退してブリティッシュ・レイランドと呼ばれた国営化の時代がありました。モーリスもブリティッシュ・レイランドに吸収されその後消滅したはずですが、その商標権は中国の自動車企業が買収したニュースを記憶しています。
 まさかメイド・イン・チャイナでは?と思いもしましたが、こんな古いデザインの自動車をわざわざ右ハンドル作って日本に売り込むほどパワーはなさそうです。
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 それにしても、英国の探偵ドラマに出てきそうな自動車です。

 ロシアにはまだソビエト時代に作った自動車が走っていますが、20年以上もつということだけで耐久性は優れているはずです。それでも、クラシックカーに対する興味など一般の人たちは持っていないので、日本の中古車の評価ばかり高い。乗る人にとっては使いやすく壊れないことが好ましいのは言うまでもありません。
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釣り

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 北朝鮮がまた日本海にミサイルを撃ち込んだようです。このところ日本は慣れっこになったのか、あまり騒ぎになりません。
 こういう事態になると何食わぬ顔で防空壕の点検をするのがウラジオストク。ロシア当局は土日返上で防空壕を見回っているのだろうか?

 夏至から11日目を半夏生といい、7月2日ごろがこの節にあたります。半夏雨と言って、この時期に降る雨は大雨になるといわれています。
 昨日に続いて今夜も激しい雷雨がありました。
 昨夜の雨で今日は川が濁っていて、今夜の雨で明日もまた川が濁ること確実。この土日、アユ釣りを楽しみにしていた知人はがっかりしています。

 昨年の今頃、川でアユの友釣りをしている人たちを見て、釣り大好きのセルゲイ君に友釣りのことを説明したら、面白い釣り方だと興味津々でしたが、世話役の私が釣りをしないので、友釣りにチャレンジするチャンスはありませんでした。

 キャッチアンドリリースのスポーツフィッシュイングと異なり、食べることが前提のロシア人の釣りはキャッチアンドイートが原則。食べきれない分は燻製にして保存。
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 日の長い夏になると、仕事から帰ってきて日が暮れるまで岬で釣りをする人々をよく見かけました。大型船が多数往来する湾内は海の水もきれいではないのですが、妙に哲学的な雰囲気で釣竿を見つめている釣り人たち。
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雪女

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 雨降りの影響もあって、暑くはないけれど蒸す一日でした。夜、土砂降りに近い雨降りになり、傘を持たずに出かけたので、十数分の家路を雨の中小走りに戻りましたが、雨が体温を奪うので身震いするほど寒さを感じました。

 以前、山の先輩宅で「凍死」について興味深い話を聞きました。低体温症で意識がおかしくなってくると、寒いも熱いもわからなくなり、着ている服を脱いで雪の中で死ぬケースがあります。
 こういう症状が出ると、ほとんど助からないようです。登山のビバーグの最中にパーティーのメンバーがこうした末期症状をしめした場合、気を違えた仲間を押しとどめようとして二重遭難する例もあるようで、こうした症状が出た場合、残酷でもザイルでも何でも使って縛り上げることが「是」であるという指導が、10年ほど前に出たそうです。

 なかなかそこで冷静に「お前はもう死んでいる」と決断はできないことでしょうが、自分だけでも生きて帰ってくる世界ではこうした冷たい決断も必要です。

 体温が低下し、幻覚に惑わされ「暑い暑い」と服を縫いで凍死した遭難者が、雪女を強姦しようとしてパンツ下ろしたまま死んでいたなんて思われたら不憫です。

 小泉八雲の雪女

 続編
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料理会

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 この7月でカナダに帰国するアンソニー君の送別会をドイツ文学教授宅で行いました。
 教授は不在で面白い話を聞けなかったのは残念ですが、教授夫人の手料理をご馳走になりました。

 私もいろいろ訳ありでドイツ料理を勉強しなければならないので、参考にしようと楽しみにしていましたが、ただ単に「おいしかったです」と食べるほうに夢中になってしまいました。
 よくよく顔ぶれを見ると地元で生まれ育った人は私ともう一人だけで、東京、横浜、大阪などからこちらに住み着いた人ばかり。なるほどモダンなわけだと感心しつつも、何かを吸収しようと食べ物を口に運んでいました。たんぱく質やアミノ酸など吸収したと思うけど・・・

 クリス君の奥さんが作ってきたスモークサーモンのカルパッチョ。
 カルパッチョは本来は牛肉を使うそうですが、私は魚類のほうが好きです。ウラジオストクで煮たような料理をよく食べましたが、上に乗っているハーブがウイキョウの葉っぱでした。

 ご婦人方も勉強しているなとこういう集まりのたびに感じますが、一品持ち寄りの集まりのたびに料理の手がこんできます。
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 ガルショーク・ズ・グリバーニと言うのがロシアの名称ですが、キノコの壷焼き。教授宅のオハコ料理です。スープはくりーむスープでしたが、もちろんキノコ入りです。

 私もボルシチを入れて作ってみたことがありますが、パイ生地が上手くできずきれいに膨らみませんでした。

 「カナダではこんな素晴らしい料理を食べたことがない」とアンソニー君は感激していました。
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 甲斐さんの奥さんが作ってきたローストビーフ。実際はハズバンドがダッジオーブンで作ったそうですが、このほか自分の畑で取れたサニーレタスやトマトを使ってサラダも持ってきてくれました。

 我が家では鍋焼きうどんに使われているダッジオーブンですが、真面目な使い方をすれば多様な料理ができる優れものです。
 田舎物なので、あの鋳物の鍋を見ると、昔、囲炉裏にかかっていた鉄鍋を思い出し、けんちん汁やうどんを入れてお切り込みを作りたくなってしまいます。
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 アンソニー君と交代で新しく来る英語教師はカナダ在住のインド系英国人という複雑な人物で、「牛肉食べるのだろうか?」などと心配してしまいました。
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コクリコ

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 「まあ、あれだよなぁ、性衝動というのは生物の偉大なるエネルギーだよなぁ。」
 渡辺淳一著の「君も雛罌粟(コクリコ)われも雛罌粟(コクリコ)―与謝野鉄幹・晶子夫妻の生涯」を読んだ先輩がしみじみつぶやいていました。
 若かりし頃マルクスに傾倒し、挫折し、世の中脳みその理論よりスケベ心で動いているときがついた人なので、マルクスよりもフロイトの見解から物事を考えるようになったそうです。

 「嗚呼皐月 仏蘭西の野は火の色す 君も雛罌粟(コクリコ)われも雛罌粟(コクリコ)」
 与謝野晶子の稼ぎでフランスへ洋行した鉄幹を追いかけて、シベリア鉄道でフランスへ行った与謝野晶子の歌です。

 私は10年ほど前に図書館でこの本を読みましたが、女房の尻の下に敷かれていたように見えて意外とナルシストだった与謝野鉄幹。女癖の悪さなどは当時の物書きには当たり前のようなもの?
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 明治末期、大正から昭和にかけての作家は女癖の悪いのばかり顔をそろえていますが、今と違って姦通罪なんて法律があった時代に下半身の要求に忠実に行動していたのが売れっ子作家。
 太宰治なんか心中未遂事件や玉川上水の心中本懐で何人も女性を殺していますし、島崎藤村は姪を妊娠させてフランスに逃亡したし、北原白秋なんか姦通罪で逮捕されています。谷崎潤一郎と佐藤春夫の間では妻譲渡問題が起きています。
 女性だって負けていません。「芸術は爆発だ!」の岡本太郎の母の岡本かの子なんか夫と自分の愛人の3人で同居生活していますし、1996年まで生きていた宇野千代なんか東郷青児はじめ幾多の芸術家と結婚や浮名を流しています。

 雛罌粟(コクリコ)とはフランス語でヒナゲシ(coquelicot)のことで、ポピー、アマポーラ、虞美人草なんて呼び方もあります。
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 虞美人草と言う呼び方に着目すると、虞美人草と言えば劉邦に追い詰められた項羽が「四面楚歌」の中で愛する虞美人を切り殺し、その後にはえた赤い花で、虞美人の血の色をたたえていると言われています。
 「君も雛罌粟(コクリコ)われも雛罌粟(コクリコ)」と与謝野夫妻は四面楚歌を感じていたのだろうか?

 夏目漱石の小説虞美人草には帝大出のエリート小野に、気の強い美女の藤尾が「ホホホ私は清姫のように追っ懸けますよ」「蛇になるには、少し年が老け過ぎていますかしら」と詰め寄るシーンが出てきます。この美女、最後はふられてそのショックのあまり憤死してしまうのですが・・・


 さて、パリに行った夫を追いかけて与謝野晶子がウラジオストクからシベリア鉄道に乗ったのが明治年。1912年なので社会主義革命の5年前。
 2年ほど前にウラジオストクに「与謝野晶子記念文学会」が発足し、極東大学の敷地に歌碑が立っています。
 「金の車をきしらせよ。颶風(ぐふう=つむじ風)の羽は東よりいざ、こころよく我を追ヘ。黄泉(よみ=冥土、幽界)の底まで、泣きながら、頼む男を尋ねたる、その昔にもやる劣る。晶子や物に狂うらん、燃ゆる我が火を抱きながら、天がけりゆく、西へ行く、巴里の君へ逢ひに行く。」
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